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櫻坂46三期生『おもてなし会』in Y.O.K.O.H.A.M.A.

3月4〜5の両日、横浜「ぴあアリーナMM」において、“櫻坂46三期生おもてなし会”が開かれ参加してきた。
先月はゆっかー『新・幕末純情伝』観劇のため西の神戸に行ったが、今月は東の横浜だ。なかなかオシャレな行動をしておるではないか〜と、一人悦に入っているw

櫻坂46 三期生の11人


さて、3日に公開された三期生ドキュメンタリー『私たち、櫻坂46三期生です』+2 Another Storyは学業メンバー(村井優、山下瞳月)の追加紹介だけに留まらず、おもてなし会の前日にあげるタイミングも含めて、かなり内容の濃い感動的なものだった。
グループ分けの結果、未公開メンバーが圧倒的ダンスメンだったという筋書きは、あまりに出来すぎと言わざるを得ないほどの展開だ。

ついに明らかになった山下瞳月と村井優



3月4日(土)



今回は全ツも控えているため、経費削減で往復夜行バスで予約していたのだが、出発時刻まで仕事が終わらない可能性が濃厚になり、直前で新幹線に切り替えた。
またグッズの事前申込み会場受け渡しがないため、長蛇の列に並ぶことを覚悟せねばならない。
新横浜に着くのが昼前だから、車内で先にサンドウィッチを頬張っておく。

桜木町駅に降り立つと、口ずさみたくなる唄は…

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を
明け方の街 桜木町で
こんなとこに来るはずもないのに

『One more time, one more chance』 山崎まさよし


会場までの道のりはスケブを持ったBuddiesのあとについていくと難なく現地に到着した。(BLT4月号 村山・山下エピ参照w)
さて…グッズ受け取りにどれだけかかるやら〜

早速イオンカード列に。オタク共がつづら折りになって並ぶピロティは傍目から見れば何とも異様で奇異に映るのだろうな…などとまるで他人事のように思いながらグッズ購入。購入窓口に案内される直前、山下瞳月のタオルが完売との情報が飛び込み、グッズ掲示板に「SOLD OUT」の貼り紙が…この展開は凄すぎる!
結局、待機時間は約一時間二十分余り。想定よりは意外と早かった。

その後クイーンズスクエアの丸善みなとみらい店に立ち寄りBLTを入手しようとしたのだが、アイドル関連コーナーが殊のほか小さく肝心のBLTも置いていなかった。これには梶井基次郎もビックリだ (結局翌日にシブツタで買った)


今回はこの二人に。

【おもてなし会 Day 1】

一日目は3Fスタンドほぼ正面。ステージまで意外と近く感じる。細い花道が短くあり「あぁランウェイに見立ててファッションショーをやるんだな…」と想像がつく。しかし、それよりその花道の正面A4は、なんて特等席なんだと羨ましく思ってしまう。

開演前16時50分頃、ステージ袖だろうかあの円陣の掛け声が会場に漏れ聴こえてくる。拍手。そして例のウィ〜も。また拍手。
影ナレは谷口、村山。
そしてオープニングはいきなりの小島凪紗のピアノ独奏♪ショパンかモーツァルトか〜クラッシックだろうが曲名はわからない。ただ凄いことを演ってるのはわかる。
その後ステージに全員整列し挨拶したあと、MCとして、そこさくでおなじみの庄司宇芽香さんを、中嶋優月が呼び込む。バディ感に引き続き今回もお世話になる。
今回のおもてなし会の内容についての説明が簡単にあり、メンバー数人に意気込みも訊いたあとで、始まったのがメンバー各自による特技紹介“2minutes show”だ。

翌日夜のそこさくで登場した三人(石森.遠藤.小田倉) ヘの流れがあったのだが、それは放送を見たときにわかる答え合わせだった。

◇ 石森璃花
先ずは、石森が登壇し料理が得意とのことでお手製エプロンをかけて、オムライスを作る〜
当然二分間で出来るわけもなく、「出来ているものがこちらにあるので〜」とお約束の差し替えの連続に会場が沸く。その間が計算されたものではなく、とても絶妙で、つかみはOK過ぎるくらいだ。
声出し出来るBuddiesも盛り上げ進行に一役買う形だ。

◇ 遠藤理子
ドラム演奏かと思いきや、さすがにセッティングが難しいからであろうかクラリネット演奏を披露した。いやいやそれでも大した度胸だ。

◇ 小田倉麗奈
ヴァイオリンを持っての登場。本物のお坊ちゃんお嬢様こそヴァイオリンを習わせると訊く。漂うセレブ感は隠しようもない。披露したのは「五月雨よ」腕前は…だが、雰囲気で押してくる(笑)
続いて披露したのがゴルフのショット!もう、ええとこの子というのが決定的だ。一打目はいわゆるチョロ…だったが二打目はまずまずのナイスショット♪

◇ 小島凪紗
オープニングでも度肝を抜いた彼女だったが、ここでは櫻坂のある曲をと〜
弾き始めたのは「条件反射で泣けて来る」
いやいやジャズピアニスト上原ひろみもかくやのパフォーマンスとアドリブ感に「ナニこの大物ぶりは?」の空気がハンパない。

◇ 谷口愛季
ギターを抱えて登場。弾き語りを演ると。弾き始めたのは「無言の宇宙」ストロークが若干遅れ気味になるも、そんなことは苦にもせずにアイリーンワールドへ。“理屈じゃないんだ”………正面を見据えオタクを殺しにかかる。モニターに映ったコードを押さえる指がとてもキレイだ。広島時代に場数を踏んでいるとはいえ、約一万の観客を前にしての、このクソ度胸に(失礼w)恐れ入る。やはり、私の三期生イチ推しの人材だけある。

◇ 中嶋優月
おなじみ「On my way」が流れてポンポン(小林由依ではない)を持ったゆーづが登場。軽快にステージを動き回り、なんとY字バランスまで!スカート履いてるじゃん…と、おじさんはドギマギしながら見つめている。

◇ 的場美青
イラストが得意とのことで、メンバーのイラストを映像で紹介。最後のカラーリングの演出はお見事だった。

◇ 向井純葉
Vlogでも披露した切り絵を。こういった打ち込んで集中するものが得意なのか。完成させた作品名は「桜月」
この辺はしっかりとポイントを抑えている。

◇ 村井優
バスケドリブルとダンスのフュージョンといえばいいのか〜コーンも並べてなかなかの動き。最後のシュートを一発で決めて場内歓喜!

◇ 村山美羽
「おはようございます」と先ず挨拶。早速の業界人モード(笑)そしてバトントワリング。決してキレキレと言うわけではないが、集中している姿は見惚れてしまうものがある。

◇ 山下瞳月
書道パフォーマンス。白いスカートが墨汁で汚れてしまわないか〜と心配になりながらも書き上げた文字は「咲」の一字。山下瞳月 「臨」に本物を見る思い。

ダンストラック
「櫻坂はパフォーマンス」と強調しすぎるのは「それだけ」と受け止められる裏腹な危険性もはらんでいるだけに余り好きではない。しかし、そんな傑出した才能が集まってくるのも結果としての答えなのだから、そこは踏まえておかねばならない。
各人の特徴を活かしたダンスで魅せてくる。「村井.村山.山下」がダンスバトルをするかの如き構成は「三期生恐るべし」の圧巻の舞!

《チーム対抗クイズ》
櫻坂に関する問題をチームに分かれて競う早押しクイズ。しかし、ダンスのキレ具合に反してのチームのネーミングの何たるダサさよw
食いしん坊、姉妹(三姉妹)、天使、ウサギネコ…

少し手こずった問題もあったが、印象に残ったのは「櫻」は何画?との問いに村山が「21」と即答。庄司さんの知ってたの?との問いかけにハイとのみ答えた村山だったが、欅と櫻が同画数との話を当然知っているはずで、そこを多く語らなかったのは「叩かれる〜叩かれる〜」と自己防衛本能が働いたものとだ思われるw
お前らそういうとこやぞ(笑)

《私服ファッションショー》
お約束と言ってはなんだがの私服ファッションショー。ランウェイを闊歩するのも様になっているメンバーもいて、キチッと止めるポージングなど彼女達自身が楽しんでいるようだった。さて、この中から何人がモデルとして活躍するのか興味津々だ。

《ライブ》
未公開、再編集のVTRでこの数ヶ月を振り返る…

OVERTURE
ついにこの時がきた!先のイオンカードライブを外して心待ちにしていた瞬間。もちろん私だけではない。会場一体となって盛り上がる。

① Nobody's fault (C 村井)
イントロが流れ、彼女たちのフォーメーションを見た時、鳥肌がたつ思いと、こみ上げるものがあって目頭が熱くなった。
今、ステージに立っているのは加入したばかりの三期生なんだが、演じてるのは紛れもない「櫻坂のノバフォ」だ。
村井の瞳の何という強さよ!村山渾身のパフォのエゲツなさよ!

② 五月雨よ (C 山下)
山下瞳月が「五月雨よ」のセンターとは意外であった。山﨑天とは違う解釈の五月雨よ〜か。
そしてここはなんと言っても中嶋優月の表情が素晴らしかった。こんな切ない表情で演られたんでは、おじさんあまりに苦しすぎる。ここに来て私の中嶋の評価が爆上がりだ。

③ Buddies (C 中嶋)
その中嶋センターによる「Yo!」Buddiesだ。中嶋の表情がこれまた素晴らしい。そして、これこれこれなんですよ。私自身は声出しが目的化した「やり過ぎる」コールには否定的だが、会場が一体となるものは大いにやればよいと思っている。
ペンラ6本持ち、4本持ちのニキ達がリードしていく様はある種の安心感はあった。

④ 夏の近道 (C 谷口愛季)
彼女達自身のオリジナル。MVではわからなかったフルのフォーメーションはどうなんだろうと注目していたが………
なんじゃこりゃーーーだ!
今までにない組み立てだと思う。逆に言えば櫻坂としては新たな加入メンバー達の三期生だからこそチャレンジ出来たものなのかも知れない。後半に畳み掛ける怒涛の展開は圧巻で、彼女達のタフネスさにも驚いた。

⑤ BAN (C 石森)
課題曲であるこの曲をこの日までどこまで仕上げてくるのか?彼女達はやってくれた〜
石森魂の叫び「時間はあんなにあったじゃないか」
に会場は慄える。

個人スピーチ
ここの感想は二日目に記したい。


⑥ 櫻坂の詩
実質リードしているのは小島凪紗だ。彼女のオールマイティーな立ち振る舞いは「オイオイ何年選手だよ…」とツッコミたくなるほどに安定している。
そして、このハーネス付きの制服が私は好きなんだが(いやらしい目で見てません!) スカートのグラデーションがハッキリとわかり、ここもポイント高いなぁと感心しきりだ。


En 夏の近道
翌日も含めて計4回披露することになる。来月に迫った全ツに彼女達は帯同はするのだろうが、出番はあるのだろうか?各会場で挨拶がわりに一発カマして欲しい。


3月5日(日)

この日は先ず渋谷に向かった。
渋谷駅は以前にも増して迷宮化している。田舎者は戸惑うばかりだ。エスカレーターの速度も速いな…と思っていたら「幾分速い」から気をつけての注意喚起アナウンスが流れていた。
そうこうしてなんとか渋谷ストリームにたどり着く。

渋谷ストリーム ⑴
渋谷ストリーム ⑵
沼ちゃん いのり ひかりん きらこ

続いてシブツタに。この日はキンプリの衣装展が一階であり、彼らのファン ティアラの皆さんの長蛇の列に圧倒されつつ、私どもBuddiesも“その節はお世話になりました”と心の中で感謝しながら、決してお邪魔にならぬようにとエレベーターに向かった…

シブツタ ⑴
シブツタ ⑵
シブツタ櫻坂コーナーの一角

そして続いて新宿へ。
先月ラヴィットで増本綺良が紹介した「げんかい食堂」に向かう。
番組で紹介された親子丼単品はメニューにはなかったのでセットメニューを頼む。

水炊き 玄海 (げんかい食堂)

そして、次は増本綺良のサインがあると訊いた「ヨドバシカメラ新宿西口本店」へ。

ヨドバシカメラ新宿西口本店のきらこサイン

今回の訪問目的をほぼ達成し、横浜に戻る。

【おもてなし会  Day 2】

この日はようやくにしてアリーナ席へ♪
A1ブロックではあったが、A2に近い座席で上から見下ろすのではなく、やや見上げる形になるのはこういうことかと実感する。
内容、構成については前日をほぼ踏襲したものだった。

ここで触れたいのは、各メンバーのスピーチである。特に強く印象に残ったのは、母について語った三人(的野、向井、山下)だ。

前日は、谷口が母親を招待していることを話し、また、特に興味を示してこなかった弟が「初めてのライブは姉さんのライブで」として観にきてくれたと打ち明けた話は「ええ話やんか弟くん」とジーンと来てしまった。

特に的野はVlog登場一番手のプレッシャーと、母親への思いを涙ながらに語り、母と娘の結びつきは永遠のテーマなんだろうなと思わされた。山下についても、誰も彼女のことを責めることは出来ない。

あなたの人生は いつも待つことばかり
それでも なぐさめのことばはいらないだろう
母はいつまでも 子どもに追いつけない

『ロンド』 オフコース(鈴木康博)



バディ感での暴力的な剥がしで、いい印象がなかった規制退場時のお見送りだが、今回は透明の仕切りもあって、コンビニで釣り銭をやり取りするかの様な距離♪
こんな冴えないおじさんにも、しっかり応えてくれたゆーづはホントいい子だなぁと大満足。
ハートをあっさりコロリと持ってかれて、いくつ歳を重ねても、やっぱり男は馬鹿だなぁと苦笑しながら、小雨降る横浜の街中をホテルへ向かって歩いていったのだった。


まさかここまでのパフォーマンスを魅せてくれるとは思いもよらなかった。私自身が初のアリーナ席を経験したことや声出しを経験したこともあり、想い出深いものにもなったのだが、それらを差し引いても今後の櫻坂の未来に大いなる可能性を強く実感した二日間だった。
一期生、二期生も観に来ていたようだが「これはうかうかしてられない」と彼女達も決意をあらたにしたに違いない。
間近に迫っている3rdTOURがますます楽しみになってきた。


ぴあアリーナMM
櫻坂三期生


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