とある方に寄せて

はじめに

 私はこういったSNSをする際に心掛けてることがあります。それはなるべく明るい話題をすることです。少なくてもたくさんの人に見てくれるのであれば、暗い話題より楽しいことでタイムラインを埋めよう!そうすればみんなハッピーだし!
 そう考えているのですが、今回ばかりはそうも行ってられず。急に来た訃報に、気がつけば私は筆をとっていました。

注意

・前2つのnoteより支離滅裂な内容になります。ご注意ください。
・今の自分の気持ちを整理したいがために書いています。自分語り多めになります。

手紙

 今これを書いている数十分前、e-Sportsキャスターとして活動されていらっしゃったなないさんの訃報が届きました。

https://twitter.com/good8squad/status/1689592429660536832?s=46&t=lYgqSOAofvKru7HxewckpA

 前回のnoteで、「音ゲー界隈とは別の縁でTRPGをやる機会が増えた」と書いたのですが、その別の縁がなないさんが運営していたファン交流用のDiscordサーバーでした。元々なないさんがマーダーミステリーやTRPGにハマっていたこともあり、サーバーではほぼ毎日卓の予定が立っていました。私も頻度自体は少ない方でしたが、YouTube等でリプレイ動画を見るだけで一生やる機会がないなと思っていたTRPGを遊べるというのはそれだけでありがたかったです。

 なないさんを初めて認知したのは、マダミス狂気山脈の配信でした。とても穏やかないい声で、冷静に情報を分析しつつも楽しそうにプレイされてる姿が印象的でした。それはマダミスに限らず、適度にツッコミ入れつつもいい笑顔でプレイするその様子に気がつけば配信を追いかけてました。私はもう少しあなたの配信を見れると思っていたんです。

 なないさんの最後の配信は格闘ゲーム界隈の中でも最大の規模を誇る大会、Evoの会場内を歩き回る配信でした。他の大会参加者が現地配信を試みるも、回線の影響ですぐに切れてしまうなか、なないさんは長い間カメラを回し続けてくれて、現地の熱気を伝えてくれました。まだ格闘ゲーム界隈に入って2年ぐらいの私にとって、配信越しでも見れるのがすごく嬉しくて。仕方がないとは分かっているのですが、あんなに元気そうだったのに、どうして急にと整理が追いつきません。

私が記事にした「大悪党 地獄ケ原斬人」。その執筆者であるしまどりる先生はこのシナリオを書いたきっかけをこう語っています。
「一緒に活動していた配信者の方が活動停止をしてしまい、その衝撃を持て余すうちに気がつけばシナリオを書きたいと思っていた」
 私も気がつけば、筆をとっていました。衝撃を持て余したいが故にこのnoteを書いています。正直に言うとこんな暗い内容であなたを紹介したくなかったです。

ご冥福をお祈りします、なないさん。出来れば、私が生きてる合間にもうちょっとだけあなたのその声とその笑顔で楽しそうにゲームを遊ぶ様子をもう少し見たかった。

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