10数年ぶりガンプラ作ってみた
はじめまして。コダキンと申します。普段はMagic: The Gatheringを中心にTwitchで配信したりしてるのですが、久しぶりにガンプラを作ることになったので備忘録も兼ねて初めてのnoteにも挑戦しようと思います。
はじめに
きっかけは、はまさんが年末企画でリスナーのみんなとガンプラを作ってコンテストを開催しようというものでした。
ガンプラ自体は学生時代に友人とガンダムシリーズを見ながら作ったりしていましたが、素組＋墨入れ＋トップコートくらいでMGを中心に数体作った経験がある程度です。
はじめは参加するつもりもなかったのですが、制作中の人が進捗状況をDiscordで共有しはじめると昔の思い出がよみがえり気付いた時には秋葉原でガンプラを探し始めていました。
機体選び
私が学生のときはガンプラを買いによくアキバのヨドバシに行って25％OFFなどで購入していたのですが、昨今は転売ヤーによって品切れが多発しているとは知っていたものの本当に商品が少なくてびっくりしました。
久しぶりに作るので本当に作りたい機体を探そうと多くの店を回ったのですが中々作りたいガンプラに出会いません。どうしても近頃販売されたキットで最新の技術に触れてみたかったり、いいなと思ってもプレ値だったり、そもそも年末までに完成させなきゃなのにランナーが多い機体だったりと半日かけて探した結果何も買わずにサンボで牛丼を食べて帰るだけになりました。
地元に帰った後も時間があればガンプラが売ってる店を散策していたところついに運命の出会いが訪れます！！
今回は今までにやったことのない塗装や合わせ目消し、後ハメ加工などに挑戦してみたかった為、出来るだけ少ないパーツ数で単体でも絵になる機体を探していたのでこれに決めました！
機体が決まれば次は道具です。昔使っていた道具はどこにしまったか分からない為一から揃えることに。学生時代と違って大人の力の見せ時です。
後ハメ加工などは単語としては知っているもののやり方もわからないのでとりあえずネットで参考になる動画を探すことに。すると…
う、美しすぎる。私が求めていたものの全てがここに集約されていました。
リンクを許可していただいた寝太郎23様改めて感謝申し上げます。
組立＋改造
素組
それでは作っていきます！まずは箱を開けてランナーを取り出し、説明書を読む。この行為は子供から大人まですべてのガンプラを作る人にとって至福のひと時でることは言うまでもないでしょう。改めてかみしめておりました。
10数年前に作っていた時と比べるとなんとゲートの接着面が小さいことっ！ニッパーを使わずとも綺麗にとれちゃうほどの接着面ですが丁寧に一つずつ余裕をもってカットして数回に分けて処理。この行為も懐かしさで胸がいっぱいです。（※最終的には面倒になり一回でカット…）
とりあえず素組をした後に、動画を見ながら加工に入りました。
切断→接着
先ずは足の付け根の加工に挑戦です。
初めての自分の意志でガンプラを切断しました。はじめはドキドキしましたが思ったより巧くいきました。反対側に挑戦した所、平行に切断できておらず接着に苦労しましたが何とか成功。
アンテナブレードの加工
この調子で次はブレードアンテナの加工です。
SDガンダムなので頭部が大きく、作業は簡単な上に見た目が劇的に変わるのでやってて楽しかったです。
穴埋め
次は昔からやってみたかった穴埋めです。タミヤ・エポキシ造形パテとタミヤパテを使用して埋めていきます。
穴埋めはガンプラを作る際に昔から憧れていた作業で、今回必ずやりたいと思っていました。実際にやってみたところ小さな穴埋めはとても簡単でしたが、大きい穴埋めは埋めた後の処理が難しかったです。
バーニアの改造
続いてはバーニアの改造です。昔憧れていたところは全てやってみようと思いチャレンジしました。
これの作業が全体を通して一番時間がかかったかもしれません。購入した別売りのバーニアを入れ込むために窪みを広げていったのですが、とにかく大変でした。バーニア側も丁寧に削って入るサイズまで加工しましたが透けて光が通るくらいの薄さでした。
反対側は経験を活かしてピンバイスで穴を空けた後にやすりで拡張したらかなりの時間短縮になりました。初めての挑戦は経験値が溜まっていくことを実感出来て楽しいですよね！ただ、今度加工するなら元のバーニアを切り落として接着してみたいですね。
後ハメ加工と合わせ目消し
後ハメ加工はこの時はまだ何のためにやるのかいまいち分かってませんでしたがとりあえずチャレンジ。合わせ目は消す箇所が本当に少ないかったです。技術の進歩が感じられますね。
後ハメ加工はどこが引っかかっているか分からず最終的には結構切り落としましたがカチッと入ったときは気持ちよかったです。
その他の加工
動画で紹介されていた右手のシールドを刺す用の穴を切除したり、足首を切除したりして加工は終了です。
塗装
はじめての塗装。塗装棒に挟んで写真を撮るのは昔からやりたかったやつ。今思えば最低限調べてからやるべきだったと反省。サーフェイサーは何の為に吹くのか理解しておらず塗らずにスタート。ブースがあるわけでもないのですべて外で。風も吹くし、どのくらい離して吹くのかもわからないけど適当に吹き付け。
塗装は初めてでしたが、楽しいのなんのって。みるみるうちに色が変わっていくのは気持ちよかったですね。足のパーツを塗装する時に後ハメ加工はこの為だったのかと実感しました。
頭部正面の塗装は細かく吹き付けたやつで、それ以外はスプレーを出しっぱなしで吹き付けました。塗装終了後に調べてみると細かく吹き付けるのが正解っぽいですね。
マスキングテープ
続いて色の塗り分け。６ｍｍのマスキングテープで色が付きたくないところを保護。シールドは目立つ部分なので丁寧に貼り付けた。
想像以上に巧く自分の才能に恐怖しました。注目ポイント１の画像はグレー部分はパテで穴埋めした所でなのでよく出来ていると自画自賛。
問題発生
ところが黄色のスプレーを吹き付けた後に問題が発生しました。
黄色の乗りがいまいちです。原因は調べてないのでわかりませんが、グレーの下地が重ね塗りに適してなかったと推測。目のパーツはやすり掛けも何もしてないで吹き付けたのですが、それが原因かと思っています。
このような問題を解決するためにサーフェイサーを吹くのかと思い、目のパーツは全てやすり掛けして削り落とした後にサーフェイサーを吹き付けました。シールド部分はサーフェイサーを全体に吹き付けた後にグレーと黄色を塗るのが大変そうだったので黄色部分を落としてやすり掛けした後から黄色を再度吹き付けることを選択しました。
慎重にマスキングを剥がすと今度は綺麗に塗れてました！一度目の黄色を剥がすときに色々な場所のグレーが剥がれましたがシールドということで目をつぶりました。（シールドは敵の攻撃を受けてどうしても傷ついちゃうからなー）
顔パーツを組み合わせた時は塗装にチャレンジしてよかったと本当に思いました！シールとは違ってなんとメリハリのあること！！
ガンダムマーカーEX
１０年前にもバーニアの中をガンダムマーカーのシルバーで塗った記憶があるんですが、こんなに塗りやすく上手に塗れなかったと記憶しています。EXが凄いのか塗装した後だったので塗りやすかったのかはわかりませんが大満足の出来です！
墨入れ＋デカール＋トップコート
いよいよ完成が見えてきました。墨入れはガンダムマーカで。デカールは別売のHGのを張り付けていきます。最後にトップコートをかけて完成です。
完成！！！
機体選びから約一週間での完成。塗装やパテで埋めたところは乾燥に一日必要なので実際の制作時間は短いと思います。大半はやすり掛けをしていたような記憶です。
それでは見ていきましょう！！
先ずは後ろからの写真。バーニアと右手のシールドの穴を削り取ったところを見てください！ここは本当に大変でした。
初めに紹介した寝太郎23様のサムネと同じポーズで。何回見たか覚えてないほどリピートしまくりでした！改めて見比べてみると細かいエッジの出し方や仕上げ方、撮影などプロとは比べ物になりませんがとにかく参考にさせてもらいました！改めてありがとうございました！
久しぶりのガンプラ作成ということで本当に楽しみながら作ることが出来ました。初めての塗装ということもあり自己流でしたが次回は調べてから望みたいです。後は塗装ブースとエアブラシに強い憧れが生まれてきて早くも沼に引きずり込まれてきました。
ガンプラ自体の入手が困難になりつつあるので見つけたら買ってしまうのですでに多くのガンプラが待機中です。
工具も最初に購入したものから溝彫り用やマークセッター、スミ入れ塗料や エナメル塗料、デカールなども買いあさり自分の部屋が過去一散らかっております。それでも配信を見ながらなど空いてる時間に少しづつ作っていくのは本当に楽しいですね。
終わりに
今回のガンプラ作成はこのnoteを書くまでを完成と決めていたので、書けたこともいい経験になりました。twichでの配信は垂れ流すだけですが、文章を考えたりそれに合う写真を撮ったりなどこれも楽しかったです。もっと写真を撮っておくべきだったとか制作にかかわるところをもっと書きたかったなどの反省はありますがガンプラにもnoteにも個人的に大満足の経験でした！
次の機会があれば今回の反省を活かして作りたいですし、noteもガンプラだけでなくMTGや配信のことなども書いていければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました！
また次の記事でお会いしましょう！！
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