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Shirasagarbha あとがき1 制作に至るまでの経緯

新作が出ました、みましょう(唐突)→https://youtu.be/_diO_KnX5s4

…というわけで新作のあとがきです。タイトルは「Shirasagarbha」。   「Akasagarbha」という音ゲーの曲にJRで走っている特急列車「しらさぎ」の車内放送と駅放送諸々を組み合わせた鉄道音MAD動画です、はい。(この記事では鉄道音MADを知っている前提で話すので知らない方は是非ともニコニコ大百科の方でお調べになっていただけると助かります)

 まず最初になぜこの動画を作ろうと思い立ったかについてですが、元々Akasagarbhaで何かしらの音MAD作品を作りたいという思いこそあったのです。
 しかしながらなかなか路線が決まらず苦悩しておりました。
 そんな毎日を過ごしていたある日、頭の中にふと「特急列車しらさぎ」と「Akasagarbha」という曲を組み合わせれば語呂のいいタイトルと作品が作 れるのではないか?という一つのアイデアが思い浮かびました。
 その後、様々な案を出しながら脳内で比較検討していった結果一番しっくり来たのが「Shirasagarbha」だったのです。これがおおよそ去年の9月ごろの出来事だったと思います。

しらさぎ号 中京圏と北陸地方を結んでいる列車でかつ米原で東海道新幹線と連絡することで関東との連絡輸送も担っています。

当然ですがタイトルが決まれば音声の素材がなければ音声を作ることはできません。私は自分のパソコン内にあるJR西日本の放送を集めたフォルダを開いて目的の放送を探しました。

もともとは完成品として出せた「しらさぎ4号」ではなく「しらさぎ51号(米原からの北陸方面始発特急列車)」を使う予定でした。

画像下にも書いてある通り、もともとは米原ー金沢を走る「しらさぎ51号」を使うつもりでした。すでに放送自体収録済みなので、新たに放送を収録しに行く体力がなかった当時はこれで妥協していたのですが、制作準備のために当該列車のWikipediaを見ていた私は気が付きました。

「そういえば米原ー金沢間を走るしらさぎ号(51~66号のこと)は、50年前からしらさぎとして走ってるわけじゃないじゃん!!!!!!!!!!」と。

しらさぎ (列車) - Wikipedia」←おおむねここに何が言いたいのかは書いてあります

というのもしらさぎ号は「名古屋ー北陸方面(運転開始当初は富山駅まで、北陸新幹線金沢開業後は全列車が金沢までに短縮)」の列車としての運転であり、「米原で東海道新幹線に連絡して北陸方面とを結ぶ列車」というのは2003年まで別の愛称「加越」として運行されていた列車なのです。
普通の人からすれば「そんなのどうでもいいじゃん」と思うような内容ですが、私は鉄道オタクなのでそういう細かいところに愚かにも着目してしまいました。
こうなればしらさぎ51号の車内放送を使うことは不可能になりますので当然新たに車内放送を録音しなければなりません。それも金沢から名古屋までほぼ3時間に道のりを乗り通して。
なぜ金沢始発の列車なのかと言いますと純粋に私が住んでいる場所が福井なので名古屋に行くより金沢に行った方が楽だからですが、それ以外にも理由がありますので「あとがき 2」で記述します。

そのようなことがありまして、以前別の記事で紹介したしらさぎ号の3時間の苦行旅を徹夜で行ったというわけです。まあもう二度と徹夜はやりたくないですね寝過ごしの危険があるので

というわけでまずは第一回、制作に至るまでの経緯でした。次は音声と動画の構成についてのお話です。

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