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オードリー・スタイル

先週母親を連れて福井県立美術館へ。オードリー・ヘップバーンの写真展が開催されていた。
母親は膝が良くない。歩くのに難儀する。ヘップバーンのファンだが、一人で行くには躊躇される。そこで付き添いがてらに行ってみた。自分もヘップバーンは好きな女優。それ以上に写真そのものに興味があった。
数年前もヘップバーンの写真展があったが、同じ写真はなかった。
ポートレートとして参考になる事が多く、当時の映画製作の様子も垣間見れ、とても満足。
ヘップバーンの映画には、一流のデザイナーが参加している事が多い。今見ても斬新で美しい衣装だ。それをヘップバーンが身につけると華やかな世界が現れる。それを情感込めた照明で浮かび上がらせる。カメラはドラマテックにシーンを追いかける。
スナップ写真ですら、その現場の活気と情熱が窺い知れる。
ポートレートでは、映画の魅力を端的に、しかし最高最大の一瞬で切りとる。
写真から隠れたテクニックを探し出す作業は楽しい。
是非もう一度、楽しみに行きたい。

ちなみにオリジナルプリントが60数万円で買えるらしい。自分には買えない。

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