見出し画像

大人を困らせたい子への対応

Q.わざと大人が困る行動をするんです。その都度厳しく注意はしているんですけど、注意をすると暴れて手がつけられなくなってしまいます。注意をしても注意をしても伝わらなくて…。ニヤッてするから、悪いことだと分かっているとは思うんですけど、止めてくれないんです。


腹が立つ?それを狙っています!

物を投げたり、本を破ったり、窓からモノを落としたり、お友達の物を破壊したり…ありとあらゆる迷惑行為。

𠮟ってもやめない。
それどころか、叱られるとニヤリと笑う。
怒られる行為をする直前に大人が注目しているかを確かめている。

これって、確信犯!?って思うこと、ありませんか?

そんなとき、どのように対応していますか?

大人が困る行為をわざと行う子ども達

対応として一番多いのは、叱ること。

けれど、上手くいかないケースが多いようです。

思い通りの大人の反応に喜ぶ子ども

子どもの行動の理由は?

そもそも、子どもは何故大人を困らせる行為をするのでしょうか?

理由その1
大人に注目してもらうため。

褒めてもらうことも、叱られることも、大人の注目を得られることなので、より多くの注目を集めようと、行動しています。このようなお子さんは、根本に不安の感情があります。

理由その2
理想的な環境を整えるため。

大人を困らせる行動を行うと、自分の要求を通してくれることを知って(誤学習して)している場合です。

子どもの予想を裏切ろう!

効果的な対策は、
大人が期待通りの反応を返さないこと。

かつ、相手へ関心を向ける時間を最小限にすること。

大人の反応を期待している。

具体的には


その行為を『褒める』。

「もっとやっておいてね~!!」と伝えて、あとは無視すればOK.

ここから先は

453字 / 2画像
様々なお子様の実体験と対策・アドバイスをご紹介します。 訪問支援記録シリーズは個人情報に配慮し、年齢・性別等を変更したり、複数の児童の様子を組み合わせて作成しています。

様々なニーズをもつ子ども達への関わりをまとめています。 実際に保育園や学校で起こった出来事や支援内容を投稿していますでの、情報の転載、ご購…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポートが励みになります。 子ども達の笑顔を守るために更新がんばります。