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横浜銀蝿(今日のつれづれです)

 例の美人のいる喫茶店。お店の中はマスターと美人と小生だけになった。
 おもむろにマスターが蠅たたきを出し店の中に入り込んだ虫を追った。

 「銀蠅見なくなったね」←小生。美人「銀蠅って何ですか?」なんと。マスターと小生がほぼ同時に声を上げた「横浜銀蠅!」美人さらに「横浜銀蠅って何ですか?」イマドキの若い人は銀蠅も横浜銀蠅も知らないとは。

 最近は道路上にペットのウンチが落ちている事も少なくなった。昔はそこらじゅうウンチだらけだったので、そこに集っていたのが銀蠅だ。蠅取り紙なんてのもあってね。よくお店にぶら下がっていたものだ。「(横浜銀蠅は)ユーチューブに落ちてないかな」「いや、今はアウトなんじゃないかな」つっぱりハイスクールロックンロールはもしかして現在はアウトだ。

 昔はセーフ。今はダメ。なんてもののなんと多い事かと何度拙ブログで言っただろうか。今がイカンとは言わないけど、小生は窮屈に感じている。

 今は駅前や駅裏も綺麗になった。昔は暗がりへ連れ込まれカツアゲを喰らうとかホームレスの方達が残飯を漁ったりしていたものだ。更に言われそうだ「カツアゲってなんですか?」と。

 世代間の言葉はそも通じているのだろうか?違う言語を話してないか?

 清潔・衛生的になったのはいいのだけど、人間の免疫低下とかが心配になる。小生は不潔上等な大四畳半男なんで。って今の若い人達は大四畳半もサルマタケも知らないかもですけど。

 あまり気にしなかったけど、天然の免疫ってのもあると思う。小生はコロナの「コ」の字も無かった。あぁワクチンは三回目まで打ちました。打たない方が良かったのかも?とか。
 今は何故か打った方の腕が痛くてフライパンも持てないんですけど。

 なにせ美人は小さい子供を二人持つ主婦なんだが、小生も年を取った早ければ「おじいさん」なんだなとしんみりと思ってコーヒーを流し込んだ。

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