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今日気になった事(メモです)

 何気なく夜のWBSを観ていたら、金とビットコインが最高値を更新したとか。コメンテータの人が「絵画とかワインに投資を・・・」とか言っていた。それはバブルだ。女性アナウンサーも「それはバブルの匂いですね」と言っていた。

 小生は投資というほどは突っ込んでいないが、あの投資界のカリスマ、これまで何十年もどんなに株価が下落しても「買いましょう、買いましょう」と株とか債権を買いまくっていたさわかみファンドの創設者でありカリスマである澤上篤人氏が「暴落が来る」と言い出した。

 ちなみにこの人、とある証券会社が「ウチでさわかみファンドを売らせて下さい」とお願いしたところ、「ウチの(投信)一本だけ(他の投資信託は売らないで)なら売ってもいいよ」という返答をしたという伝説を持っているほど強気だった人だ。

 同日少し前にテレ朝で中国が突入しつつあるデフレの様子を紹介していた。売れ残っているEVの墓場も紹介されていた。EVには弱点が幾つかある。最近小生が何よりショックだったのはその重量で「タイヤの摩耗が凄く早い」らしいし、エコであると言えど寒冷地での挙動も心配だ。EVの未来は明るいだろうか。

 先の大戦前の遠因として不景気が挙げられる。

 暴落や大恐慌が来るか来ないかの判断は自己責任だとして、各種お金儲けには常に税金が付いて回る。証券会社の特定口座なら税金は儲けの20%で済む。それだけ払っておけば配当やキャピタルゲインがどれだけあっても税務申告の必要は無い。株というよりファンド化しているソフトバンクグループがそれだ。法人税より配当の源泉徴収の20%の税率の方が安いのだろう。つまり子会社である通信のソフトバンクは「親:ソフトバンクグループ」の為に少々無理をしても配当を貢ぎ続けるという事だ。

 ビットコインや金の現物の売買は儲けには多分20%それ以上の税金が課せられるし、儲かったら面倒な税務申告をしなければならない。
 申告をすると翌年の社会保険料も上がる。

 横道にそれるけど、ビットコイン取り扱い業者であるコインチェックをマネックス証券が買収したのは、社長だった松本大氏の財布がひとつ破綻しかけたから救ったのではないだろうかと勘繰る。

 閑話休題。ちょっとだけ話題になったNFTが高額で売買されていた事も報道されたりしたが、これも確か儲けが出たら面倒な税務申告をしなければならない。メルカリでも確か「20万円の壁」サラリーマンの副業も確か申告不要なのは上限20万円。こういう事はカネの臭いに敏感な政治家も意識していると思う。

 西原理恵子さんの「まあじゃんほうろうき」で西原さんの師匠である銀玉親方の山ちゃんが言っていた。「世の中で儲けて文句を言われないのは株とパチンコくらいのものだ」と。つまり株が特定口座で儲けて20%の税金を払うならば申告は必要無い。新NISA枠の投資上限額はその源泉徴収の20%は引かれない非課税と言えど1800万円。
 これでは「億り人になる」にはほど遠いのではないだろうか。

 兎も角、金とビットコインの最高値更新はWBSでは「株高でカネが余っているから」とコメンテータの人が言っていたが、これだけネットワークの発達した時代だ。何かの拍子に何かがトリガーとなって株高→ビットコインや金の高騰が逆回転した場合、ものすごいスピードで世界中がどうかなるのではないだろうか。

 とはいえ、万が一暴落が起きた場合、各国政府・金融当局のメンツもある。何か策を講じるとは思うのだけど政府・金融当局の動きはノロい。その際に(当局が後手を打っている間に)犠牲になるのはいつも弱い立場の人達だ。

 キャッシュ(現金)ポジションを取り合えず上げておく事が防衛策の一つではないかな。全部とは言わないけど。スマホで買い物が出来ない事象は災害時だとかこれはスマホを殆ど使用していない小生よりも読者の方が詳しいと思う。

 何かの拍子に現金は突然必要になるものだ。アナログへの回帰を推奨しているわけでは無いが、小生は出来るだけアナログ人間でありたいと思う。

 

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