ひな祭り（日記です）

　施設へ入所した家族へは昨年１０月病院入院以来、皆勤賞で面会へ行っている。現在の施設が多分家族の終の棲家になると思うけど、結構長そうだ。

　哀しさと解放感を心の中で同居させながら毎日は過ぎて行く。家事は忙しい。今日は何のゴミの日だっけ。今日は家のどこを片付けようか。お昼ご飯と夜ご飯どうしようか。何か食料在庫があったっけ。
　色々と忙しい。だが寂しく哀しい。幸い忙しさが寂しさを上回っている。

　今日は３月３日。例によって施設へ面会に行く。
　道中、お店が何軒かある。タバコは吸えそうにないけど、今日はこの喫茶店でお昼を食べようか。と駐車場へ車を滑り込ませた。

　禁煙だけど、古っぽい喫茶店「いらっしゃいませ～」明るい店員さんの声。店内も外見より明るい。若いおねえさんがホールを回していた。
　「モーニングは終わった？」「今日はまだいいんですよ♪」「食事は？」「いいですよ」悩む。というか結構明るくて美人のおねえさん。
　いやもうもしかして娘くらいか。な？。小生はあまり人の顔をじろじろ見ないから解らない。兎も角何か久しぶりに若い娘と明るい会話をした。

　食事を頼み、ボーっとしていると、おねえさんは小生の視界に入るような位置で掃除を始めた。ん・・・これは・・・？
　タイミングとか雰囲気っていうのがあると思うけど、悪くない雰囲気だった。またそのうちお邪魔しようかしら？

　今日はひな祭りですね。