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髪のうねりや広がりが気になる季節、梅雨にむけたヘアケア

過ごしやすい気候と思いきや、雨風がひどい日もあり、なんだか安定しない天気が続きますね。6月に入ると本格的な梅雨もやってきます。梅雨は湿気が多く、髪の毛がうねったり広がったりすることで例年多くの方からお悩みがあがってくる時期でもあります。そこで、少し気が早いですが本格的な梅雨が来る前に、梅雨時期のヘアケアについて学んでおけたらと思い、今回は季節のお悩み解決記事です♪


| なぜ髪が広がるのか?


まずはなぜ髪が広がるのか、その原因について解説していきます。
髪が広がる主な原因は、「髪のダメージ」と「湿気」です。ダメージを受けた髪はキューティクルが開いてしまい、その隙間から内部の水分が流出してしまいます。乾燥した髪は空気中の湿気を吸収しやすくなり、膨張して広がってしまうのです。また、頭皮のダメージも髪のうねりに影響します。長年の頭皮ケア不足で毛穴が詰まったり歪んだりすると、毛穴から出てくる髪が歪むことでうねりが生じます。

ほかに、遺伝的要素もあります。くせ毛の方は、もともとの髪質によって広がりやすい傾向がありますよね。湿気の多い日には、髪が水分を含んで膨張し、広がりが顕著になります。さらに、摩擦や熱によるダメージも髪の広がりに影響を与えます。

遺伝については医学的に対処する必要がありますが、後発的なものについては適切なヘアケアを行い、髪のダメージを最小限に抑えることが、広がりを防ぐ鍵となります。

|髪のダメージを防ぐためには?


さて、ダメージは禁物とは言われても、一体何から始めたら良いのかふんわりしていますよね。髪のダメージを防ぐためには、やはり日々のケアが非常に重要です。

まず、シャンプーは髪に優しいものを選び、洗う際には頭皮をマッサージするように優しく洗いましょう。くせ毛用のシャンプーは、髪に栄養を与えながら汚れを優しく落とし、しなやかでまとまりやすい髪質へと導いてくれます。爪を立てずに、指の腹で洗ってあげてくださいね。
定期的にトリートメントやヘアパックを行い、髪に必要な栄養を補給することも重要です。コームを使いトリートメントを全体に行き渡らせることも、ワンポイントテクニック。髪の広がりを防ぐのに役立ちます。

また、濡れた髪は非常にデリケートなので、タオルで強くこすらず、優しく水分を押し拭き取ることが大切です。日ごろ意識しやすいシーンとしてはお風呂後。お風呂から出たあとはキューティクルが開いている状態。ついついのんびりしてしまいますが、美髪のためには即座にヘアミルクやセラムなどで栄養補給をし、早めに乾かすこと。日々の積み重ねで髪を健康に保つことができますよ!

ドライヤーの使い方もポイントです。根元からしっかり乾かし、最後に冷風をあてることでキューティクルを閉じ、乾燥を防ぎます。乾かす前にはヒートプロテクト製品を使用することがオススメです。熱からも髪を守ってあげてくださいね。身支度時には、椿オイルなどで髪をコーティングすることも効果的です。


| プラスαでさらに美髪へ


さらに、もっと髪を労りたい!という方は、髪に直接触れる枕カバーや帽子などは、髪に優しい素材を選ぶこともおすすめします。枕カバーについては、シルク素材に替えることで、摩擦を最小限に抑えてくれます。最近では、かぶるタイプのシルク素材のナイトキャップなども発売されています。寝ている間の摩擦を最小限にすることが目的ですので、ご自身の生活スタイルにあわせて、取り入れられそうであればオススメです。

また、日中の紫外線は髪のダメージの大きな原因の一つです。外出時には髪に優しい素材の帽子をかぶるか、UVカット効果のあるスタイリング剤を使用することが効果的です。髪に使えるUVスプレーなども発売されているので取り入れてみてもよいかもしれません。

食生活も髪の健康に影響を与えるため、バランスの良い食事を心がけ、ビタミンやミネラルをしっかり摂取することが大切です。ストレスは頭皮の血行を悪化させるため、リラックスできる時間を作ることも髪の健康には欠かせません。日々の小さな心がけですが、髪のダメージを防ぐためには非常に重要です。

また、梅雨本番が来た際、思ったように髪がまとまらないとなった時の最終手段はヘアアレンジ。髪が結べる長さの方はお団子やシニヨン、ポニーテールなどのアップヘアがおすすめです。湿気に強く、首元を涼しく保てます。


いかがだったでしょうか。
目を見張るようなスゴ技!というわけではなく、一見地味に聞こえるような内容が多いですよね。しかし、日々の積み重ねが最後にものを言うので、できそう!といったことから取り入れて、一緒にストレスフリーな梅雨を過ごしましょう★

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