【ドラマ】ソロ活女子のススメ3 第4話

今回のテーマは「ソロボードゲーム」。
人は趣味に意味を求めているのか?という問いから始まる。
自分は楽しければそれで良い、という単純な人間なので深い意味は追求していないと思う。

「そんなわけないでしょ」のいつものやり取りの後、
「彩子さん考え方が古いんですよ」
「ゲームに意味なんてないでしょ」
彩子さんと洋平くんが何か言い合っている。
「二人とも間違っているとは言いがたいな」と言いつつ、恵さんは退社。

やって来たのは渋谷のジェリージェリーカフェ。ボードゲームカフェである。
自分は恥ずかしながらボードゲームカフェの存在を知らなかった。
このドラマ、いつも勉強になる。

恵さん、あるゲームを探している。
見つからない。
「人生ゲームはどこにありますか?」
「うちには置いてないです。」
呆然とする恵さん。
店員さんが2点ゲームを持ってきた。
1000点以上のゲームのルールをすべて説明できるという。
「渋谷の天才だ」
恵さんでなくてもそう思うだろう。
店員さんが持ってきたゲームの一つをプレーしてみることに。
ゲームの名前はシェイクウェイブ。
ルールはルーレットを回してチョークのような棒を積み上げていくという単純なもの。
「10分位が目安です」
楽勝じゃないか、と思った恵さん。
ところがいざプレーしてみると、なかなか、いやかなり難しい。
30分以上かかっても完成できなかった。
と、隣のテーブルの男性客が同じゲームを完成させていた。
「簡単じゃないから楽しいんです」と男性客。
素直に受け止められずにいる恵さん。

気を取り直して別のゲームをプレー。
こちらは本来複数でプレーするゲームだが、敢えて一人で。
つまり「五月女恵」vs「五月女恵」vs「五月女恵」vs「五月女恵」。結果はどうなっても勝者は「五月女恵」。
勝負は着いた。「五月女恵」の勝ち。
先程の男性客が恵さんに声をかける。
「そうやって真剣に遊んでもらえると、ゲームの作者も喜ぶと思います」

店員さんがやって来て、「2号店で相席を希望しているお客様がいますが?」
男性客「行きます」
さて、居酒屋でもないのに「相席」とは?
恵さんが店員さんに尋ねると、
「お一人様のお客様同士が複数人でプレーするゲームをプレーすることです」
なるほど、そんなシステムがあるとは。
「相席、希望されますか?」
尋ねる店員さんに
「いや…」
と二の足を踏む恵さん。

「まさかゲームをはしごすることになろうとは」
結局2号店にやって来た恵さん。
「相席お願いします」
と、先程の男性客と同じテーブルに。他には二人の客がいる。
「達人同士の集まっているグループに来てしまったか?初心者が足を引っ張ることに?」
まあ恵さんでなくてもそう思いますよ。
男性客が仕切り始める。
「僕がゲームを選んでいいですか?」
三人「お願いします」
男性客が選んだゲームは「枯山水」。
「プレーしたことはありますか?」
「いえ…」
他の二人もプレーしたことはなさそうだ。
「では店員さんにルールを説明してもらいながらプレーしてみましょう」

休憩時間。
男性客「疲れましたか?」
恵「少しだけ。でも嫌な疲れではないです」
男性客「複雑なゲームを選んじゃいましたか?」
恵「でも楽しかったです」
男性客「デジタルがこれだけ発達しても、ボードゲーム人口は増えているんです」
「デジタルネイティブな世代がボードゲームに夢中になっている。オセロしか無かった時代、人生ゲームしか無かった時代と根本は何も変わらない。」
「デジタル技術が進化して、マイナス面が注目されがちですが、僕は大丈夫だと思います」
「みんなが五月女さんみたいに真剣に遊べるゲームを作りたいと思います」
実はその男性客、ゲームのクリエイターだった。
「新しいゲームを体験したりして、リサーチしてるんです」

「では再開しましょうか」

「ゲームに意味があるかといえば、人によって変わるだろうけど、一人でも一人じゃなくても楽しいひとときを過ごせる何か、なのだろう」

翌日。
「遥ちゃん、みんなでゲームしない?」
「え~!?」
みんな集まってくる。
「事件ですよ!」と洋平くん。
「何だよ、事件って」
「家帰って一人でやろう」
「いやいや、やりましょう」
恵さんが取り出したのはボードゲームカフェで最初にプレーしたシェイクウェイブ。
「対象年齢6歳以上?私たちダメじゃん」
彩子さん、ナメきってますね。
「その言葉、お忘れなきよう!」
恵さんが一喝。
この後彩子さんがどうなったか、想像するだけで笑いが止まらない。🤣

ボードゲームカフェ、体験してみる価値はありそうだ。

今回も楽しませてもらいました。

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