shopify 構築日記 #055 想いと仕掛けをこめてローンチしました！
2021年6月7日、当初の予定より約2か月ほど遅れてローンチしました。2020年10月からの構築日記にお付き合いいただき誠に有難うございます。
これも、パートナー会社であるR6Bさんをはじめ、多くのShopifyに携わる方々や友人・知人・仲間・同志、そして師匠のおかげで自画自賛ですが今までにない良いサイトが構築できたと思っています。＜おしゃれさはありませんが（笑）
そしてコマースピックさんからアウトレットストアとなんとこの構築日記の紹介まで頂きました。
そして、さらに嬉しかったのが私の師匠であるこの方からのコメント。
成功結果を後から綴る記事は多いものの、立ち上げ工程とそこでの学びをシェアする例は稀。
— 川添 隆／ゾエ Eコマース先生🧑🏼🏫「ECの仕事ってカッコいい・楽しい」へ (@tkzoe) June 10, 2021
事業会社側として数少ないShopifyのスペシャリストとなったエース 北山浩さん @rossi_kitayama 。
地道なアウトプットによってポジションを確立した好例だろう。#日刊ZOEニュースhttps://t.co/PVkLYrll4Z
日刊ZOEニュースで取り上げて頂けました。もうこの投稿を見たときには涙が出そうでした。
PRタイムズへの露出のみでスタートしましたこのアウトレットサイトですが、ツイッターやFBからの流入が非常におおく情報発信の場をツイッターにしていたが故の結果かと思います。
詳しい数字は申し上げられませんが、直近に配信したPRの約7倍の流入と6倍のソーシャルシェアがありました。これもしっかりと仕掛けをした結果＝準備がだいじだよ！と言うことです。
この辺りは、まくら王子こと河元さんが出演しているECの未来を見て頂くと分かります。是非時間のある時に音声だけでも聞いてみてください。
河元さんは、この父の日があるこの6月には20本もPRを配信されているそうです。広告に頼らない、Googleの気持ちがわかる、10打数2安打でもその2本が当たれば費用対効果が高い。
テクニックととらえるか？これをやってみる価値があるのか？PRタイムズは効かない！と、いろいろご意見はあると思います。しかしながら、やって成功している会社がある以上、自社翻訳して実行すれば少なくとも今までよりは効果が上がるのではないか？たんなるABテストと思えば簡単です。
要は、やるか？やらないか？はあなた次第です。
あらためて
今回、このサイトを作ると決めたときにどのように考えたのか？と言うことを改めてお話をしたいと思います。
アウトレットサイトに来る人は？
ECサイトを作ったら売れる時代はとうの昔になくなりました。ただ作りましたでは自己満足で終わります。だから私は一番初めに考えたことは、どんな人が来るの？？を真剣に考えました。プライベートでアウトレットに行った時も人の動きを観察していました。ここで気づいたことは。。。。
① ブランドを知っている
② 商品をある程度知っている
③ ほしい・買いたいものが決まっている
と、ペルソナを立てたときにどのような導線が良いのか？
企業ブランディングは必要ですが、商品ブランディングは必要ないという結論に至りました。よくあるブランド別のカテゴリ＝shopifyではコレクションでは、リュックが欲しいのに違うバリエーションが含まれてしまいます。
あるブランドには、スーツケース・ビジネスバッグ・ショルダーバッグ・リュック・ウェストポーチ・トートバッグ・ボストンバッグがあります。もうお分かりですよね？買いたいものが決まっている人に、それ以外のアイテムを見せることは苦痛以外何でもありません。離脱率を上げるだけと判断しました。
そこで、ブランド横断のバッグの用途別にコレクションをまとめました。スーツケースが欲しい人にはスーツケースのみ。ビジネスバッグが欲しい人にはビジネスバッグのみを見せる（＝絞り込みしたコレクション）ことで、離脱を防ぎより短い時間で探すことを意識しました。
もちろんアウトレット商品なので、一期一会的なところがありますのでお客様にストレスを与える場合があるかもしれませんが、いままでの見せ方＝ブランド別でないほうが、数人にヒアリングしたところおおむね好評でした。
こだわり①
トップページのファーストビューは結構こだわりました。ECサイトだしアウトレットなので、本来は商品アピール＝流行はこれ！新入荷！みたいなカルーセルを作りがちですが、これはやめたかったのです。
理由は先に立てたペルソナ＝興味があってきているお客様に必要のない商品を押し付けても印象が悪くなるだけと考えました。そこから導き出したのは、その購入したバッグを利用したらどうのように見える？と言うことをイメージしてカルーセルの画像を選びました。
バッグは圧倒的に着用画像が入っていないと売れません。そこからの学びで購入したバッグでどんなことが出来る？と言うことを想像してもらうために、旅先のイメージ・通勤のイメージ・リュックを背負ったイメージを入れて、売り込むのではなく旅行にいきたいな～というように気づきをパスできればと。。。
こだわり②
ブログで商品説明を極力しないようにしています。まだ本数は少ないですが、本当の意味のアウトレットストア＝キズや汚れが少しついているが、バッグの機能としては100%担保された商品をしっかりとお客様に伝えること。
こちらの真ん中のエントリーですが、以下のようにお伝えしています。
ご来店頂き誠に有難うございます。
エース株式会社がアウトレット商品を扱うオンラインストアです。
皆様が安心してお求めいただけるようにアウトレット商品の説明をさせて頂きます。
★ 当社が定めるアウトレットの基準
製品として100%機能する事
★なぜアウトレット品が発生するのか？
製造時・輸送時・保管時等で発生したキズや汚れ
撮影に使用・商品タグ不足や折れ
箔押し不足（文字が欠ける）
その他
当社としてもサスティナブル・SDGs・環境に配慮して、定価では販売できないけれどデメリットを十分に理解をして頂いたお客様に、お求めやすくしてご提供させて頂きます。一例として挙げさせて頂きます。
メーカーとして、お客様に安心・安全をお届けすることをお約束しております。
とりあえず、100％の状態ではありませんが、80％の出来でスタートできたことは満足しています。この20％はこれからの運用を含んでいるので今回時間をかけて選び抜いたパートナー企業であるR6Bさんは私にとって100％の仕事をしていただき改めて感謝します。
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廻らない鮨を食べたいなぁ😅