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shopify #053 出荷メールで安心を与える

 皆さんは出荷案内メールをよく読みますか?
私は数知れず受け取りましたが、正直よく見ていません(笑)

慣れていない人や心配症のかたにしっかりとアナウンスすることで安心を与えまた次に使ってもらいたいと思うのでここも手抜かずしっかりと作りこんでいきましょう。

OMSとWMSのハイブリット版のロジレスを使っています。今回はこの仕組みをうまく使ってお客様へのファイナルアプローチを行いたいと思います。

今現在、出荷作業のテスト周りを行っております。そして出荷案内のメールは、作業を完了してロジレスに取り込みが完了するとshopify側にデータが渡り出荷案メールが配信されます。さらにロジレスからも任意の時間を設定してメールを配信できる機能があります。使うか使わないかは各事業者さまの考えかと思いますが、私は両方使うことにしました。

まずはshopifyから配信される出荷メール

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これがまた結構秀逸で、ご注文を見るをクリックするとなんと、購入決済完了したページに飛びます。

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 お客様にとっては、メールだけではなくサイト上でもしっかりとどのような状況にあるのか?がいとも簡単に把握できるので安心できます。

そしてこの後に配信するロジレスのメール機能を使ってマイページのご案内を行います。このマイページについては後ほど説明します。

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まだ初稿段階のメールなのでタイトルとかはこの後修正します。

まずタイトルは  『○○様、マイページのご用意が出来ました。』にします。出荷案内メールの後に出荷案内メールはおかしいので、マイページのご案内メールとして2回目の配信を行います。

リンク先は、送り状番号の入った佐川急便のURL。これはお客様がいちいち問い合わせ番号を打つ必要がないように設定(当たり前のことですが)。そして次は、ロジレスが持っているマイページ機能を利用して、請求書・納品書の案内を行える機能です。

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 こちらもメールをクリックしたら受注コードがすでに入っており、購入時に登録した電話番号を入力すればログインできます。

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 このように、領収書と納品書のダウンロードができ、配送状況がこちらでも確認することが出来ます。

 本来はどちらか一方で良いと思います。ロジレスで使いたかった機能の一つ領収書・請求書を含むマイページはうまく利用したいと思っていたのです。

 今まで領収書はほぼ手作業で発行しており、この発行する手間を考えると結構なロスでした。また、楽天市場やヤフーなどのモールに対応した領収書発行サービスがありましたが、そこそこの月額だったし楽天市場ほぼ自動運転状態なので、改修を入れるとなるとまた費用がかさむため見送っていました。

 このマイページ機能で、もう一つの副産物があります。それは、納品書を入れる必要が無くなること。ペーパーレス・封筒レスでもあるし出荷作業のワンアクションを減らせることは出荷量が増えると効果があるとみています。

 これに気が付いたのは、最近こそは減りましたが楽天市場の注文受付メールについて問い合わせがよく来ていました。この問い合わせの内容というのは、楽天市場の注文を独自ドメインの自社サイトに一緒に取り込んでいるための仕様でが原因です。

 ヘビーユーザーの方は
① 楽天市場からの受注メール
② ショップからの受注メール
が、来ないと不安になるらしいということが分りました。

ところが当社の仕様は②をすっ飛ばして、いきなり出荷案内メールを配信していました。なので、ヘビーユーザーほどルールにこだわり、ありがたいお言葉を頂いておりました。

その後、OMS(特攻店長)を導入後、楽天市場のオーソリを通った注文だけをショップからの受注メールを配信するようにしたらクレームが無くなりました。このことから、当初の設計ではメールが何通も届くのが鬱陶しいという人もある程度いるが故、減らすために組んだ仕組みが仇となった感じです。

これからは、購入者がスマホで見ている前提で導線設計をしていかないと、商品は良いのに、面倒くさいという別の理由で離脱させてしまうのは非常にもったいないと考えています。お客様としっかり向き合ってコミュニケーションを取るように心がけて改善できるポイントは細かく改修しチューニングしていきたいと思っています。

今回のエントリーで利用したshopifyアプリはこちら

いよいよ、ローンチが近づいてきました。(いつオープンするねんっていう突込みはなしで)
ショップの運営のみならすでにオープンしておりますが、物流倉庫や基幹システムとの連携が複雑に絡んでいるので遅れてます。

 shopifyで運用しようとする事業者さんは、ぜひshopifyだけではなく、その周りの何とつなげてどのように運用すればボトルネックなしに動かせるのか?もよく検討してからが良いと思います。サイトオープンさせたけど基幹システムや物流とつながっていない人力だと業務負荷が半端ないですからね。

最後まで有難うございました。
この章は結構端折っていますので、わかりづらい部分もあるかと思います。
このあとコーヒーでも飲んでゆっくりしたいと思います。

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廻らない鮨を食べたいなぁ😅