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Shopify構築日記 #094 Google Analytics UA廃止からのGA4へ
いつもお越しいただき誠に有難うございます。このnoteは皆様によって支えられており感謝申し上げます。
さて、先日ほぼスタンダードと言われている分析ツール=グーグルアナリティクスがユニバーサルアナリティクスからグーグルアナリティクス4へ移行すると発表がありました。移行時期は2023年7月1日からで、この日よりUAへのデータ排出は無くなります。
で、まだ先の話じゃないか?と思われるかもしれませんが、大騒ぎしている理由は、2022年6月までにGA4を設定しないと移行した後に前年の比較が出来なくなるという事なのです。
分析のほとんどは、対前年比で行われていますよね?キャンペーンなどは、前後でどれくらいの伸長率があったとかを見ることがありますが。。。
Shopifyの管理画面には、ユニバーサルアナリティクスの設置がいとも簡単にできる仕様となっておりますが、いまだ公式からはGA4への対応の発表はありませんね。やはりノーコードで簡単を売りにしているShopifyはUA同様にGA4の設置もお願いしたいところですが、このGA4というのが結構曲者です。
グーグルアナリティクスといえば、この人=小川卓さん。先日、ミエルカさんのセミナーでUAからGA4への移行するには?というのを聞きましたが、全く別物と考えてよいくらい変わっています。
データの数値一つとっても変わります。同じ名称で数値が違うばあい、どちらが正しいの?という疑問が出ますが、小川さんいわくどちらも正しい。
Google Analytics 4の情報サイト「GA4ガイド」を公開しました!
— Taku Ogawa (小川 卓) (@ryuka01) March 30, 2022
100ページ以上のコンテンツを通じて、GA4の概要・実装・設定・レポートなどがわかるようになっています。
今後もアップデートを続けていきますので、ぜひご活用ください。https://t.co/cyZJlCXlAE pic.twitter.com/wPk2c9PvJ9
理由は、計測の方法・取り方が違うのでズレが生じるとのことでした。この内容からも分かる通り別物と考えたほうが良いですね。現在Shopifyにタグを導入しようとした場合、カート自体が対応していないのでアプリに頼る必要があります。詳しい方は魔改造できるかもしれませんが。。。
私の調べでは、アプリを用いてタグを入れていくにはこの二つを見つけました。(2022年4月2日現在)※内容に間違いがある場合は修正いたします。
双方アプリの性質が違うので、用途に合わせて選べばよいと思います。ハックルベリーさんのまるっと集客はアフィリエイト連携の副産物としてGTMが使える?GTMと同等のものが使える。広告出稿等を考えている場合はついでに使えるというのは大きいですね。
Pafitさんは、完全に計測タグを埋め込むためのアプリ(あっていますか?)で、コーディング不要で8サービスで計測が可能でトリガーも100以上設定可能とのことで月額$14です。
どちらを利用するにしても、Plusに移行するほどの規模でない限り利用したほうがよさそうですね。特に私のように詳しくないものにとってはとても嬉しいです。
まだ時間があると取るか?もう残された時間がないと取るか?
最後にもう一つの選択肢として、GA4を使わないという選択肢もある。何が何でもGAをという風潮ですが、本当にそこまで見ていますか?Shopify標準のストア分析指標も捨てたもんじゃないですよ。むしろそのレベルしか見ていない人も多いのでは?と思っています。
だからこそShopifyはGA4そのものが要らないって考えているかもしれませんね(笑)
ストア分析のダッシュボード
販売合計
ストアのセッション数
リピーターの割合
コンバージョン率
平均注文金額
注文総数
販売単位別の上位商品
ロケーション別のセッション数
デバイス別のセッション数
トラフィック元別のセッション数
ソーシャルソース別のセッション数
ソーシャルソース別の売上
セッション別上位ランディングページ
マーケティングに起因する売上
セッション別の上位参照元
レポートとして
売上
集客
注文管理
利益率
顧客管理
行動
財務
マーケティング
在庫
カスタムレポートの作成が可能
正直これで十分じゃないですか??母数は少ないけれど興味関心や性別・年代はGAでしか取れませんが。。。これも平均してセッション数の20%前後の数値であくまでも参考。
要は、炬燵記事ならぬ炬燵分析にならないように。もっとユーザーに寄り添ったことを空いた時間でやれ!という事ですね。
はいShopify様、仰る通りです。仰せの通りユーザーのためになることに邁進していく所存です。
廻らない鮨を食べたいなぁ😅