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Shopify構築日記

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アウトレットサイトをこのShopifyで構築することになりました。 支援会社の有益な発信は多いものの事業者が構築した記事が少なかったので、記録と漏れがないようにチェックしながら進…
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#ecハック

【Shopify #000 始動】

 いよいよ、来年アウトレットサイトを構築するために、タイトル通りShopifyでのサイト構築をスタートさせます。では、なぜShopifyで構築するのか?何が良いのか?どうしてShopifyなのか?決め手は?などここに至るまでの経緯をまずは【Shopify 000】始動として残していきたいと思います。 Shopifyとは何? ここ最近ではAmazonキラーなどと一部メディアで取り沙汰されているのでご存じの方も多いでしょう。  簡単に言うと手軽なプライスでネットショップを運営す

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【shopify #011 機能を確認 販売チャネル・ホーム(TOP)】

 今回は、販売チャネルとホームの機能確認です。とくに販売チャネルは通常のショッピングカートにはない機能で、いとも簡単にソーシャル上にお店を出せる=販売チャネルのがshopifyの特徴化と思います。 販売チャネル1.Facebookショップ Facebookショップを使用して、FacebookページにShopify商品を表示できます。  こういうところが、標準機能にあるのは嬉しいですね!Shopifyの強みの一つはソーシャルとの連携が容易。これにつきます。 2.Insta

【shopify #010 機能を確認 管理機能編 基本・アカウント・ストア】

 さて次の項目に移りたいと思います。ここはオンラインストアでなくてはならない管理・設定項目があります。会社概要・特定商取引法の基づく表記などの法的な部分と、ストアのアカウント設定・ストアのテーマやドメインの登録設定など最重要事項が網羅されています。  こちらもフロント機能に続き非常に重要な項目のためしっかりと見ていきましょう。 基本設定1.ビジネス設定ストア名、ストア住所などのストアに必要な情報の入力、編集ができます。 これが出来なかったらストアの体をなしませんね。ストア名

【shopify #009 機能を確認 フロント周りの最終章 その他】

 いよいよフロント周りの機能確認が最終となりました。できることできないこととやらないことやりたいことを取捨選択していけばよいと思います。  決してshopifyは万能ではありません。巷で大騒ぎまでとは言いませんが、月額3000円ちょっとでECサイトが作れてアマゾンキラーとか持てはやされていますがそんなことはないです。むしろ不便な部分も出てきます。  その不便な部分はshopify expartnersの皆様がいずれは解消するアプリの開発や導入事例が出てくるので、じっくりと下調

【shopify #008 機能を確認 顧客管理とブログの二本立て】

 フロント機能のチェックも今回の顧客管理とブログとその他で終わります。チェック項目が少ないので本日は2本立てで行きます。 1.お客様アカウント(会員登録) お客様のID、注文履歴、現在の注文状況に関するパスワードで保護された情報がShopifyに保存されます。 Shop Payのカード情報を一度登録し保存をするとShop Payに保存され次回の利用の際はショートメールにて認証の上、利用が可能です。 会員データ移行の際、予め他システムから会員データを移行した後、ユーザーへはこ

【shopify #007 機能を確認 カートとチェックアウトページ】

先日に続いてひとつづつ機能をチェックしていきます。これ、一度に全部やると結構大変で抜け漏れが発生するので少しづつやっていったほうが良いと思います。  何度も言いますが、仕様を決めるのは事業者側ですよ。 1.ショッピングカート機能商品名や数量䛾確認や変更ができるショッピングカート機能です。 これがないとECの意味がないですよね! 2.ゲスト購入機能会員登録なしでゲストユーザでも購入できる機能です。 この機能も基本項目ですね。 3.会員登録機能チェックアウトページで会員登

【shopify #006 機能を確認 商品ページ】

 それではshopifyの機能をひとつづつ確認していきましょう。 商品ページで何ができるのか?を一覧にしたチェック表です。これらをひとつずつ見ていき、既存やモールとできることできないこと、必要ないものを見ていきます。これは事業者側でしかできないことで、この部分をお願いするのであれば、shopifyを含め自社ドメインでの構築はやめておいたほうが良いでしょう。  タイトル横の+appは基本機能にプラスしてアプリが使えますよで、appのみは、アプリをインストールしなくては使えま

【shopify #005 どのように誰の情報を取る?】

 前回のエントリーでは、私の大好きなフラクタの代表取締役の河野さんにフォーカスさせて頂きました。  その前にtwitterは情報の泉といいましたが、では誰から情報を取るのか?ただやみくもの取っても、自身のコップがすぐにあふれてしまうので取捨選択と整理術が必要と思っています。 フォローする人を探す まずはshopifyに精通していることが前提となります。shopify Japan はもちろんですが、エバンジェリスト・エキスパートパートナー・ブートキャンプ講師は間違いないと思い

【shopify #999 (本当は#004) エバンジェリスト 河野さん】

 2019年初めにshopifyの情報を集めたときには実はフラクタさん自体を知りませんでした。社名を知ったのは、私の師匠でもある川添さんにブランディングが得意な支援業者さんの一つとして記憶に刻まれました。もう一つの支援業者さまはトゥーナインさん。  今回はそんな河野さんにスポットライトを浴びせてみたいと思います。 出会い これはお約束といっては何ですが、師匠主催のZOE BARで初めてご挨拶させて頂きました。(本人はとっくのとうに忘れていると思いますがwww)  隅っこの

【shopify #003 情報収集】

 なかなか日本に浸透していなかったshopifyの情報をどのように集めてきたか?をお話ししようと思います。  なぜにshopify?となるのですが、2019年1月にふわっとした感じで立ち上がった、当社保有の海外ブランドのECをブランディングの観点からshopify Plusを利用してローカライズしたサイトを構築していくという事になりました。当然日本側の責任者は私のためJOIN。  簡単に言うとAPPLEのサイトのようなことをしていくという事です。サイトデザイン・ビジュアル・

【Shopify #002 仕様を決めていく】

 Shopifyを利用して、アウトレットサイトを構築していく過程を記録とし、少しでも参考になればと思い書き進めています。 第一回目はこちらです。思いのほか反響があって正直驚いています。  特にTwitterにおいては、エキスパートパートナー様からフリーランサー様、さらにはEC運用担当者様・マーケター様といった方々よりいいねやシェアを頂きありがとうございます。 Shopifyの特徴を知る Amazonキラーという間違った名前をもらったShopify。あの記事を鵜呑みにしたら

【Shopify #001 基幹がネックだった】

 思いのほか反響が大きかったので驚きを隠せませんが、事業者側・支援業者側ともに興味深々ということで残していきますので、お付き合いいただければ幸いです。 メーカーという特殊要因 本noteを読んでいただいている方には、当社の前提を申し上げておく必要があります。  メーカーのため、商品を仕入れるという概念はありません。シーズン前に販売予定を立ててそれに基づき商品を製造し販売していきます。当然100%で計画通り進むわけもなく在庫は余ります。これをフリー在庫といいます。  オンラ