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LINE公式アカウントに友だち追加した際に、Stripeのクーポンコードを配布する

ECサイトを運営しています。
売上が伸びなくなってきたので、新しい試みを行う必要が出てきました。
そこで、LINE公式アカウントの運用を開始しました。
友だち追加を促すために、友だち追加時点でStripeで使用できるクーポンを発行し、配布するようにしました。

特定のクーポンコードを事前にStripeで発行しておき、それをLINEのあいさつメッセージ(はじめて友だち追加されたときにのみ送信)に載せることでクーポンコードの配布ができます。
しかし、各アカウントに対して特定のクーポンコードを配布したい場合は、LINEのMessaging APIを使用する必要があります。

方法としては、LINEのMessaging APIでWebhookを使用します。 Webhookイベントのフォローイベントを受信した際に、APIでStripeのクーポンコードを発行し、LINEのMessaging APIでそのクーポンコードを載せたメッセージを配布します。
またこのときフォローイベントで受信したuserIdをデータベースに保存しておきます。 アカウントがLINE公式アカウントを友だちから削除して、もう一度友だち追加を行うと再びフォローイベントが発生しますので、フォローイベントを受信した際にデータベースにそのuserIdがすでに存在しているかを確認する必要があります。

以上のようにして、LINE公式アカウントの運用を開始しました。 ECサイトへのアクセス数に対して、LINE公式アカウントへの友だち追加の割合は高い感触です。
また商品の購入数は、LINE公式アカウント運用前と比較して、徐々に伸びました。 ECサイトにアクセスして、とりあえずクーポンを取得しておこうと友だち追加したユーザが再びECサイトに戻ってきて商品を購入するパターンが増えたと考えられます。
ただこれらは推測にすぎないので、このようなデータをしっかり分析するために、Googleアナリティクスをうまく設定しておく必要がありました。
データ分析については今後の課題とします。
またリピーター獲得の戦略として、ポイント付与と紹介特典を考えております。これらはLIFFアプリにて実装する予定です。

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