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はじめましてと、2回目と

先日、近所の居酒屋に妻とふらっと入ったのだが、とても良かった。

鳥のお店なのだが、鳥刺しはうまいし、締めの鶏雑炊は旨いしで大満足の夜だった。
「今度は名物の釜飯を食べようね」と約束してお店を出た。

それから14日後、つまり今日、同じ店にまた行くつもりで日中の仕事をなんとかこなした。

仕事が終わり、帰宅しワクワクしながら鳥屋さんに向かったのだが、ふと道中で違う居酒屋ののれんが目に入ってしまう。

赤いのれんには黒い文字で『焼き鳥』『ほるもん』の文字。

「うーん、この前の事例もあるし今日も新しい店を開拓するか!」とふらっと入ってしまったのが運の尽きであった。


のれんをくぐってすぐに後悔してしまう。
普通の居酒屋の雰囲気なのだか、違和感満載である。
1.常連が4,5人カウンターにはびこっている
2.カラオケのデンモクが2台も置いてある。

1に関して、確かに常連が多い店は良い店である。でも、和気あいあいというより馴れ合いの雰囲気がありあまり好きになれない。詳細は後ほど述べる。


2に関して
外はのれんがかった居酒屋なのに、デンモクにマイクにランキングが表示されているテレビが2台。
「ここはスナックか?やばい早く出たい」
本能的に危険を察知するのだが、前述の常連共が「おー入れ入れ!」と無駄な愛想の良さを見せつけてきやがり、あえなく奥の座敷に通される。

座敷に座り、ますます嫌な気分になる。
3.メニューが少ない
焼き鳥や豆腐、そば、おにぎり等のおなじみのメニューはある。

でも、サラダなどの野菜が全く無い。
一応野菜炒めはあるけど違うそうじゃない。

あと、ホットサンドって何だよ😡
そう、ここは居酒屋の皮を被ったスナックなのだ。
(今更気がつく)

4.常連がめんどくさい
おじさんおばさんまみれの馴れ合い空間に新参のアラサー夫婦が来たら、そりゃあみんな絡んでくる。
なかでも一番めんどくさいのが高田純次似のおじさんである。
「何歳なの?」「どこすみ?」「若いっていいね」「子供いるの?」
矢継ぎ早に質問してくる。うっせえわ。
よくよく聞くとバツ2らしい。さもありなん。

はやくメシこねえかなと待ってるが、最初のメニューの冷奴が出るまで10分、メインの焼鳥が出るまで20分待たされる。
その間常連の壊れた歌声の壊れかけのRadioが店中に鳴り響く。

壮年期に大人から年寄りに変わる。

まったく満たされない心とお腹だが、早くここから出たい一心で早々と会計を済ませる。



最初からここに来ればよかったんだと、当初の鳥屋に入り、ジンジャーエールを飲みながら締めの鶏だしラーメンをすするのであった。


なにはともあれGW

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