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〇折田育造さん79歳で死去~ワーナー・ミュージック、ポリドールで社長
〇折田育造さん死去~ワーナー・ミュージック、ポリドールで社長
【Ikuzo Orita Dies At 79】
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〇折田育造さん死去~ワーナー・ミュージック、ポリドールで社長
【Ikuzo Orita Dies At 79】
訃報。
折田育造さん。2021年9月1日死去。79歳。8月23日に右脳出血で緊急搬送、手術後、一度は回復したが、その後容態が急変した。葬儀はコロナ禍のため家族葬で行い、後日、お別れの会を考えているとのこと。
1941年11月29日満州生まれ。終戦帰国後、慶応義塾大学卒業後1965年当時のグラモフォン(後のポリドール)入社。1970年ワーナーパイオニア(後のワーナーミュージック・ジャパン)。その後ワーナー・ミュージック社長、ポリドールに再移籍後1995年ポリドール社長(のちのユニバーサル)、相談役。ポリドール、ワーナー/アトランティックなどで数多くの邦楽・洋楽ヒットを生み出した。
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記事
【訃報】元ポリドール 代表取締役社長 折田育造氏が死去 79歳、日本の洋楽シーンを牽引
2021年9月6日 15:11
https://www.musicman.co.jp/business/424360
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2013年ラジオ番組『パイレーツ・ラジオ』の収録でご一緒したときの様子→
折田さんが作ったサックスマン、キング・カーティスの歌謡曲インスト作品→
https://amba.to/38Ivm8k
そのことをさらに突っ込んだ鷲巣さんの記事→
https://note.com/ebs/n/ne5daac9ae288
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ファースト・ライナーノーツ。
9月5日の夜遅く湯川れい子さんから連絡をいただいた。上記記事の鷲巣さんがこの春に折田さんと会ってインタヴューをしていたのを見ていたので、元気そうでなによりと勝手に思っていたから本当に驚いた。
折田さんとの最大の思い出は、1975年7月、折田さんから電話で直々に僕の最初のライナーノーツとなる原稿依頼を受けたことだ。いきなり電話が家にかかってきて、「メジャー・ハリスの『マイ・ウェイ』のライナーノーツを書きませんか。どのように書いていただいてもかまいません。400字で4枚程度で」という。僕はすでに輸入盤でレコード自体は持っていた。デルフォニックスのリード・シンガーだったハリスがソロ・デビューして初のアルバムということくらいは情報としては伝わっていたが、それ以上のことはその時点ではわからなかった。
それまでにも桜井ユタカさんを通じて面識はあったが、まさか直々に電話がかかってくるとは思わなかった。
小学校のときの国語の先生(藤本先生)が、文章で一番大事なのは書き出しだ、と口を酸っぱくして言っていたので、書き出しはかなり考えた。この文章を読む人は誰だろう、レコードを買った人か。雑誌とは違う。買った人は何を求めるかなどいろいろ考えた。そして、書き出しも何パターンも考えて、あのフレーズを考えた。それが現在まで続く「今度あなたのレコード・ライブラリーに加わることになった一枚のアルバムです」というものだ。その後「レコード」がCDや、ビデオの解説などのときにはビデオ・ソフト、あるいは、DVDなどと変わっていったが基本は同じだ。イントロと同じくらい重要なのがエンディングだと考えたので、それと対比するフレーズを作った。
2-3週間後、手書きの原稿を六本木富士ビルのワーナー・パイオニアに持っていった記憶がある。そしてこの初ライナー以降、いろいろなライナーノーツを書くことになる。本当に感謝しかない。
そして、それから30年以上を経て、2013年、エピックの野中規雄さんと伊藤政則さんが制作しているラジオ番組に僕も呼ばれたときに、同じ日の収録に折田さんがいらっしゃった。そのときの模様は上記のブログに書かれている。収録後の簡単な打ち上げにもご一緒し、いろいろとお話をし、本当に楽しいひとときを過ごした。
僕は個人的には折田さんはスタックスとアトランティック・ソウルの人というイメージだ。
本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございます。ゆっくりお休みください。
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