〇アリ・ボンバ・イエ~アントニオ猪木のテーマ~マイケル・マッサー物語
〇アリ・ボンバ・イエ~アントニオ猪木のテーマ~マイケル・マッサー物語
【Michael Masser Story On Soul Searchin】
(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
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〇アリ・ボンバ・イエ~アントニオ猪木のテーマ~マイケル・マッサー物語
【Michael Masser Story On Soul Searchin】
ソウル・サーチン。
アントニオ猪木さんが2022年10月1日79歳で死去した。その関連で猪木さんのテーマ曲「アリ・ボンバ・イエ」がラジオ番組などでかかるようになった。
Mandrill & Michael Masser - ALI BOM-BA-YE
Inoki Bom-Ba-Ye (Theme of Antonio Inoki) アントニオ猪木
これは、アリの伝記映画『アリ・ザ・グレイテスト』のサントラに収録されている1曲で、この映画のサウンドトラックは、マイケル・マッサーがプロデュースしている。
映画のオープニング
ジョージ・ベンソンの「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」
そして、このサントラの中からは、ジョージ・ベンソンが歌う「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」がヒット。これはのちに若き女性シンガーがカヴァーし、さらに大ヒットさせる。それがホイットニー・ヒューストンだ。
このマイケル・マッサーは、元証券マンで、それを辞めて音楽の世界に飛び込み、初めて書いた曲がダイアナ・ロスの「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」だった。以後、ソングライターとして、プロデューサーとして、どんどんと売れっ子になり、初めて受けた映画の仕事がこの『アリ・ザ・グレイテスト』だった。そしてその中のハイライト曲のひとつとして「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」を作ったのだが、そのあたりの誕生エピソードの詳しいストーリーは拙著『ソウル・サーチン R&Bの心を求めて』の第3章に書いた。ただこの書籍は、廃盤で、中古がちょっと値段が高くなっているので、図書館などで探して読んでいただければ嬉しい。
モハメド・アリとマイケル・マッサーの人生を交差させて描いた約38頁、3万字を超える物語だ。
ソウルサーチン R&Bの心を求めて ペーパーバック – 2000/7/13
吉岡 正晴 (著)
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アントニオ猪木さんといえば、僕は建て替える前の古いキャピトル東急のコーヒー・ハウス「オリガミ」でよく見かけたことを思い出す。だいたいいつも入口のあたりの席に座っていて、あそこが定席だったようだ。「オリガミ」=アントニオ猪木だった。ご冥福をお祈りします。
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