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〇追悼・川畑満男さん パート1~KOKI DVD


〇追悼・川畑満男さん パート1
 
【Tribute To Mitsuo Kawabata (Part 1)】
 
 
追悼。
 
全国ソウル・バーの総帥、川畑満男さんが、2023年5月16日に71歳で急逝して以来、日本全国のソウル・バー関係者、ソウル・ミュージック・音楽関係者からの追悼、思い出話などがSNSにあふれている。
 
大変顔の広い方だったので、それぞれの方がそれぞれの思い出やエピソードを多数お持ちのようだ。何回かにわけて追悼特集をしてみたい。
 
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その中で、まずご紹介したいのが、川畑さんの古希(70歳)のパーティーにあわせて、武蔵小杉のソウル・バー「ソウル・ビート」のマスター、北村保夫さんが2021年6月に撮影、制作したビデオ作品・私家版『KOKI 70 Years Of Age / Mr. Soul Bar Kawabata』だ。これは、基本的には非売品で、川畑さんの古希祝いの記念品として、川畑さんのキャリアを友人たちと振り返るというDVDプログラム。約1時間38分のもので、ブラザー・コーン、ウッディ―ファンク&セルジオ・ムトウ、播東和彦、ジーブラ、清水興、DJアトム、DJキヨミ、DJオッシーらが登場していろいろと思い出話をする。コメントも、ジェームズ・ギャドソン、デイヴィッド・T・ウォーカー、山岸潤史らからきている。
 
川畑さんが音楽に興味をもったきっかけから、ビートルズの武道館公演を見たこと、FENなどで新曲をきいてきたこと、『ソウル・トレイン』などから、赤坂ムゲンのこと、四谷ライブなどを経て、1979年、防衛庁前にオープンした「ラヴィング・パワー」、1985年、六本木・芋洗い坂「テンプス」、交差点近くの「テンプス」、下北沢「テンプス」、渋谷「ヒップホップ」、そして、2002年、赤坂「ミラクル」とそのソウル・バー遍歴、さらに、海外からソウル・アーティストを招聘するチョコレート・クリーム・プロダクションを起こすあたり、日本のチキンシャックのマネージメントなどの話もしている。
 
この映像作品は、ユーチューブなどでは見られないが、下記のソウル・バーに行けば置いてあるので、マスターに頼めば、流してもらえるかもしれない。
 
●SOUL BAR
 
1 AI Club(浅草)03-3841-5458
2 Bar Angel(藤が丘)045-307-7766
3 Bar Luther(赤坂見附)03-6277-8016
4 Bar Slow Dance(上野)03-3831-9895
5 Brown Sugar(恵比寿)03-3441-6266
6 Charlie(亀戸)03-5875-5203
7 Custom(横須賀)046-825-0187
8 Deep(大宮)048-647-1088
9 Discoteque Bar Zoom(千葉)043-244-9990
10 E-YANAKA(千駄木)050-5223-6838
11 Future Flight(国分寺)042-328-7333
12 Funky Worm Café(市ヶ尾)045-971-7797
13 Ka-Bar(谷塚)
14 Loving Power(三軒茶屋)03-3487-0082
15 Miracle(赤坂)03-3589-5014
16 R&B SOUL BAR GOODIE’S(博多)092-713-0295
17 Rice n' Ribs(吉祥寺)0422-20-5605
18 SOUL BAR77(下総中山)047-336-9277
19 SOUL BEAT(武蔵小杉)044-722-8166
20 SOUL JOINT(新宿)03-3353-5102
21 SOUL NUTS(西麻布)03-5843-1437
22 Soul Machine(川崎)044-387-7918
23 Soul On(横浜)045-316-1241
24 Soul Sonic Boogie(恵比寿)03-3719-9717
25 Soul Stream(新宿)03-3356-9600
26 Slow Jam(浦和)048-822-2000
27 What's Up?(六本木)03-3470-7474
28 Zapp(池袋)03-3982-9980
29 Zushi Tears(逗子)046-887-0526
30 カブキラウンジ(新宿)03-6205-5125
31 鶏の尾っぽ(水天宮前)03-5640-2885
 
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四谷ライブでの出会い。
 
僕は1973年5月頃からアメリカから直接ソウルのシングル盤、LP盤レコードを輸入するようになった。まもなく、六本木のエンバシーや、新宿ゲットのニック、ソウル音楽評論家の第一人者桜井ユタカさん、四谷のライブなどに売りに行くようになり、徐々に都内のディスコ、また一部の輸入レコード店などに卸すようになる。
 
四谷ライブも初期の頃、ソウルのシングル盤やLP盤をお店に納品するようになった。そのうち、ライブではとてもレコードが売れるようになったので、次第に納品はオウナーの河野さんの自宅に持っていくようになった。そのライブに納品に行っていた頃、河野さんがいないときに、川畑さんに納品していた。(ちなみにその頃、ほかに納品していたのが、有楽町にあった「モーニング・サン」という新興の輸入レコード店)
 
この「四谷ライブ」はレコード販売が好調になり、1978年11月には、六本木の柴田薬局の上に輸入レコード店「ウイナーズ」を開店し、これが六本木などのディスコDJ御用達のレコードショップとなった。ここの店長池野さんは、その筋では大変有名になる。この「ウイナーズ」は1981年3月、新宿西口店も開店する。(輸入レコード店のはなしはまた改めて)
 
その後、川畑さんは1979年には、六本木防衛庁前に「ラヴィング・パワー」をオープンするので、ほぼオープンまもなくから行くようになった。
 
「ラヴィング・パワー」は、初代六本木「ジョージ」の斜め向かいなので、ソウル好きは、ジョージ→ラヴィング、あるいは、ラヴィング→ジョージというコースがひとつの「パターン」になった。
 
(この項、つづく)
 
 
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