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2023年10月24日 火曜:感覚の波のようなものが全体を捉えてるんだな

深く眠れないままちょこちょこ起き、まだ暗いうちに窓辺に行ってしばらく外を眺めてた。真っ暗な中にいて、こんな時間は昔は静かに少し重くときめくような時間だった気がする。センチメンタルというか、しっとりとして大人の時間のような、隠されたひみつのような時間。

でも今はそんなふうにしっとり浸るような気分にはならなかった。暗がりは静かでうつくしかったし、好きな時間ではあるけど、それよりも明けていく朝に繋がりを感じるような開けた時間の方に興味を惹かれてることに気づいた。

例えばすてきなお店で夜にお酒を飲む時間はとても好きだけど、今は手作りの簡単なものを持って人気のない開けた自然の中でピクニックする方がしっくりくる、というような。そちらを考える方がワクワクする。

ちょっとした感覚に変化を見つけられる。前の私とは違うんだな。きっと色んなことがどんどん変化してて、過去の記憶なんて頼りにしてたら、どんどん今に乗り遅れる。私自身に置いてかれる。

どこでも娘は起きたら起きる。今日は私もサッと。旅行先だと割とすぐ起きられる。そしてまた一緒に朝のお風呂へ。夜と朝でお風呂が変わって、朝のお風呂は露天があるので楽しみにしてた。娘を抱えていくとまだ誰もいないようで貸切。サッと体を流して一緒に露天へ。

やっぱり朝が気持ちがいい。夜の包まれるような空気より、パーっと広がっていくような朝が嬉しい。2人で外のお風呂でのんびり。娘はまた乳を吸う。誰もいなくて、広々してて、あったかくて爽やかで気持ちがいい。

戻ってからのんびり。テレビがあったのでつけると娘は一生懸命に見ていて、それを見てた。

それから朝ごはん。ここには何度か泊まってるけれど、以前は、私が娘を抱えたままごはんを食べてたけど、今回は椅子を持ってきてもらって、彼女にも朝ごはんを分けたりして一緒に食べる。そんなには食べなかったけど、ごはんやお味噌汁を一緒に食べているとものすごく嬉しい。

ほんと、一緒に何かできる、というのが私にはとても嬉しいみたい。彼女のことがはじめからたまらなく大好きで、一緒過ごせることが光栄だというような。子というのはすごいもんだな。人を、こんなふうに当たり前に愛していられるというのは気持ちがいい。これを彼女だけにとどめてしまわないで、どんどん開いていけるようにって、そう思う。そうじゃなきゃ、彼女といる時のこの気持ちがもったいない気がして。

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