2024年5月3日 金曜：「たいせつはなんですか」

今日は久しぶりにイベントのようなものへ遊びに。前に印鑑ケースを買った革細工をつくる子、「子」なんて書くけど、なんだかその子も妖精みたいな感じがするんだよな。ドワーフ、というとちょっとゴツすぎるんだけど、素朴で小さく働き者の創作家というか。森っぽい気配があって。その子は別にそんな小さくもなかったんだけど。

その子、Mちゃんがイベントに出店するそうで、その、印鑑ケースを買った時におまけでつけてくれたキーカバーの縫い糸がほつれてきたのを直してもらいに。それがメイン。そして、別の友人のAちゃんが似顔絵屋さんをやるようで、その子のドローイングが好きで、これはお願いしたい！と。

車を走らせ目的地に着くと、想像以上の人手でたじろいだ。あんまりそういうところに行くことも減ったので、帰りたくなるというか。

イベント会場のいつものカフェも普段と気配が変わってて、またたじろいだんだけど、革細工の子のブースを見つけて、少しやりとりできると落ち着くようだった。

それから似顔絵もお願いに。似顔絵ブースのある2階のその部屋はとても落ち着いた。知り合いがいてくれてるのもあるし、似顔絵を描くAちゃんの娘のIちゃんもいて、その子とやりとりしてると落ち着いた。私の娘とIちゃんとみんなでお絵描きしたり遊んだりしながら過ごしてると、イベントの中というより、お家に遊びにきたようで。

私も、話しながら私の話し方がいつもより落ち着いたままいてくれてるのを感じて、ああ、今日は大丈夫そう、と。