2023年4月20日 木曜：いろんな扉の開かれ待ち

朝は5時の目覚ましで起きる。昨夜、なんだか娘が何度も起きたのか、私が少し寝不足なような気持ちがあってむにゃむにゃしたけど起きる。

金属ゴミの日だったので、ノンアルコールビールの缶2本と荷物についてたハトメを小さいかごに入れて置き場に出しに行く。前にこの家に住んでる時は、燃えるゴミ以外のゴミを出すのがなんだかできなかった（面倒だったのか、日程を把握できてなかったのか、朝起きられなかったのか、なんでか今はもうわからない）。今は当たり前に毎朝ゴミを出しに行けるなーと、何度も思う。ほんと、当たり前なんて、簡単に変化する。些細な変化だけれど、その変化は自分自身の大きな変化の波紋みたいに感じる。

朝5時の街の気配はシーンと静かで、朝を独り占めだった。なんとなく不思議の気配のする朝の空気で、大きく吸い込んでおいた。

今日は母と一緒にネモフィラを見に行こう、と約束していたので目覚ましまでかけて早起きしたんだ。娘はまだ寝ていたので、一人食堂でゆっくり朝ごはんを食べようかとしているうち、娘の起きる声がした。

掃除洗濯を済ませ、荷物をまとめる。出発の2時間前に起きたので余裕だと思っていたけど、娘にごはんをあげたり（ほとんど食べなかった）、なんやかんやしてるうちあっという間に時間だったな。

場所のオープン前に到着したはずなのに、既に車も人もたくさんで、びっくり。それでも今日は空いてるくらいだったようで、実際中に入るとそこまで大変！！という感じでもなかった。敷地も広いし、なんだかみんな花をみてうれしそうにしていて、たくさん人がいても、いい気持ちだった。

ネモフィラのある場所は少し遠く、歩いているうち遠くに海のように広がる花畑を見た時は本当にびっくりした。巨大な花壇があるくらいかと思っていたから、そんなもんじゃなかった。小山いっぱいのネモフィラだった。

本当に空の色のような花で、なんだか宇宙のようなそんな感じがした。ふしぎな光があるような、静かなのに、自分とは少し違うレイヤーを生きてるような。やっぱり植物だからか、中立、という感じのところにいるみたいだったな。

チューリップ畑もあるようで、見たこともないようないろんな種類のものがあった。写真のやつはアイスクリームという名前のチューリップ。カップアイスみたいだからってことらしい。ゆかいな名前。