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2024年7月16日 火曜〜18日 木曜:ちゃんと生きていないことがバレてしまうようで

気づいたら、ひゅんっと今週が終わっていった。毎日のようにたくさん夢を見ていた気がする。夢の世界は、夢の世界で、現実のようなことがたくさん起こってた。言葉にしようとしなければ、全て覚えているような感じがする。何があったか書こうと、言葉に置き換えていこうとすると、手元からするすると溢れて砂になっていくような、そんな感じがする。


7月16日 火曜

お向かいさんちでおしゃべりしてたら、近所の方に初代モンチッチをいただいたりした。当時、その方の息子さんが入院していて、その時同じ病室に入院していた子のお母さんが、モンチッチを作る内職をしていたそうで、安く譲ってくださったそう。息子さんもモンチッチで相当遊んだんだけど、それとは別に袋に入れたままずっと保管していたものがあったそう。50年の時を越え、娘の元にやってきた。全く知らないのに、病室の風景がなんだか浮かぶ。

娘は夜、モンチッチたちのためにお茶会を開いた。児童館でもらった星のお面を頭にかぶり(かぶりたい、と所望された)、せっせと準備して彼らに振舞っていた。その後、アンパンマンも招き入れ、そこからは彼にしか食事の提供はされなくなった。

この日から星のお面をかぶってお茶会が開かれることが増えた。

彼女のそういう世界に触れている時、そこに本当の彼女の世界があるようで、なんというかものすごくドキドキする。世間とか社会とか、そういう何かの枠組みじゃない、彼女だけの世界。現実もファンタジーも垣根なく、理屈や理由抜きに、ただ、今そこに広がっている彼女の世界。ドキドキする。そしてなんだか突きつけられるような気持ちになる。私は、なんだか恥ずかしい気持ちになる。ちゃんと生きていないことがバレてしまうようで。

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