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2024年9月4日 水曜、5日 木曜:うまくいかなかったようなのに、すっきり爽快

4日 水曜:ザ・パワー

家の周辺を散歩したり、家の中で過ごしたり。この間台所の冷蔵庫の裏に落としてしまったストロー用のブラシを買い直しにダイソーへ。ウロウロしてるうち、娘がどこか外食する時なんかに遊べるお楽しみセットを作ることを思いつき、よさそうなものを色々買った。

こないだ、知人の写真展で開催された音楽の演奏を聴いてた時に、娘が退屈そうになったところで前の席にいた知人がお絵描きセットを貸してくれて、それがアイデアの種になった。

考えて思いついたわけじゃなく、気づいたらそのセットを作ることになってたな。まとめられるケースと、筆入れ用のケース。楽しそうなペンを数本。動物の写真の絵本もあったのでそれも。こないだ銀行でもらったお絵描き帳と前に買った丸シール、そんなのをまとめてセットにしておいたら、外出する時なんかも娘が遊べるお楽しみセットになる。

夕飯は麻婆春雨にした。大同電鍋のInstagramで紹介されてたレシピを真似して。ほんと、電鍋があるからかろうじて料理ができてる気がする。お風呂に入る前にセットしておいて、出たら完成してる。ほったらかしで作っておいてくれるので、ほんと頼もしい。

夜、asakoさんの本で紹介されてた『ザ・パワー』を読む。メルカリで買ったのが届いて。今読んで楽しいと思える本に出会えるのは本当にうれしい。足元にそのもきてくれて、ゆっくりしながら、わくわく本を読む。

そう言えば、あんまり本を探さなくなった気がする。探すことはもちろんあるけど、今読みたいものがないないないない、みたいになることがなくなった。なんか違うなーと思っても、もしかして…とか思って無理して読んだりしなくなったのもあるかも。Kindle Unlimitedで読みたい時に探すけど、気になったら読んで、違ったらすぐやめて。そしたらすぐ出会えるようになった。あと、あんまり出会えない時に、そんなに無理して探さないでやめられるようになったから、"探し続けて見つからない"って状況がなくなったのかも。

明後日から新潟。先に新潟に入った友人たちがグループラインでやりとりをしてたので、旅の風景が見たい!と所望したら時々写真を送ってくれて、それがとても楽しかった。『ゆるキャン!』でそういうのがよくあって憧れてて、まさにそれだ!!となって。


5日 木曜:筑波山へ

なんとなく筑波山に行きたくて、行くことにした。

朝のうち、友人から仕事の依頼があった。前にトライしたけど向いてなさそうなやつだったのもあって、私が描かなくてもいい気がして、また、素材を探してピックアップし、これを使えばいいのでは、と提案しておいた。私が描くと匂いがつく感じがして、もっと無機質な素材のイラストの方がそのデザインに合う気がして。そういう考えを提案できるのが楽しかった。無理してやらないと、とならず、お互いにとっていい別の案を考えて提案する。そういうのがとても大切なんだ、今は特に。

筑波山は3歳くらいから登れる、とあったので来年娘が3歳になったら、と思ってたけど、別にそれを待たなくていいのでは、と思ったんだ。実際どうなのかロケハンだ!という気持ちで。

停める駐車場の場所も分からないし、1番ゆるい山頂を目指さない迎場コースってのを調べて見つけておいたのに、どこがその入り口なのか、どう行けばいいのかもさっぱり分からなかった。

ウロウロして、ネットの記事と見比べてようやく入り口に辿り着く。

想像してたよりずっと山道で、全然緩やかじゃない階段がずっと続いてる暗い感じのコースだった。もっと穏やかな道で、光が入ってゆったり自然を楽しめる感じかと思ってたのに、ずっともっとハード!!

すれ違うおじさんと、お兄さんの2人に「今から登るんですか」と聞かれた。昼近くだったので、この時間から子連れで山頂目指すのは流石にハードだと心配されたんだろうな。「ちょっと途中まで行ってみようかな」と伝える。その時は迎場コースは上り切ってロープウェイで帰るつもりだったけどとんでもなかった。

娘を背負って歩いてたけど、このまま1時間くらいいけるんだろうか…となって、今回はやめだ!と引き返すことに。早めに決断してよかった。そんなに登ってないのに私も足がプルプルになっててびっくり。娘は背中で眠っちゃって、ゆっくり駐車場へ引き返す。

自分の今の感じが分かったし、駐車場も、迎場コースの場所も分かった。ランニングはじめて1ヶ月続けられたらその頃には行けそうだなって。それから筋トレももっと必要だってやる気が出た。

友人がこないだのnoteに書いてくれたコメントの"好奇心"って言葉がすごく心に残って、それはとてもわかりやすい指針だなって。やってみたかったらやったらいい。そしたら今よりずっと近づける。薄ぼんやりしてたイメージが、もっと具体的に感じられるようになって、できなかったことで、できるイメージが湧いてきた。

"好奇心"と似たような言葉で捉えてた気がするんだけど、なんとなく一歩引いちゃうところがあったんだ。それってほんとうに私がしたいことなのかな?みたいに。でも"好奇心"ならもっと分かるような感じがした。"ほんとうに"とかどうでもよかった。そんなのは、やってみなくちゃ分からないことだった。

山登りしてる時、一緒に登ったら楽しいかな、と友人のことが思い浮かんでいた。夜、彼女からメッセージがきて、一緒に行くことになった。今度はロープウェイとケーブルカーで登ろう!と。今歩けないけど、別の方法で登ったっていい。いろんな形で今やれる形でどんどんトライしたらいんだな、ほんと。

京都の愛宕山に3歳参りにも行きたくて、それも薄ぼんやり思ってたのに、今はその時よりずっと具体的にいけそうな気がしてる。キャリーとストックだって1万円くらいで調達できそう。

したいこと、なりたい自分、どんどん近づけばいいんだ。好奇心を指針にして、トライして、また、変化したら、その時の好奇心の方向へ行けばいいだけで。やりたいこと、してみたいことがある、ってことはよろこびだな。今、そしてそれを動ける。

友人とやりとりしてる時、仕事が大変みたいでヘロヘロになってる、と。思えば私は仕事でヘロヘロになることってないなーって。クタクタになるまでやっちゃって疲れたー!ってことはあるけど、嫌な感じってより、楽しい感じで。そんなのに気づいて、ああ、仕事に関してちゃんと私のしたいことを歩けてるんだなって改めて感じられた。仕事に関しても竹細工始める前はずいぶんと考えたり悩んだりしたもんな。ちゃんと踏み出して、動けたんだ。

そんなふうにいろんなこともちゃんと変化していくんだろうな。一つずつやってけばいいんだ。楽しみながら、トライして、失敗して。

今日筑波山に行ってよかったのは、登り切るってことはできなかったし、思ったような道じゃなく、歩いてる時も気持ちよいってわけでもなかったのに、下山してきたらすごく達成感があったんだよな。進んだ!って感じで。それが大発見だった。

あんまり、こうじゃなきゃだめだ、みたいな正解のイメージみたいなのをぐっと作ってなかったのがよかったのかもしれないけど、うまくいかなかったようなのに、すっきり爽快で。トライするってこんなに気持ちいいんだって、それが感じられたのがよかったなあ。いろんなこと、やってみていこうって後押ししてくれるようで。

帰りにおばあちゃんから電話があったので寄ってくる。厚揚げを煮たのをくれたので夕飯に食べた。明日はいよいよ新潟へ。これもまたトライ!娘を連れて遠くへの旅。宿泊も!竹の学校のなかまたちに会えるのもとても楽しみ。

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