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ChatGPT薬剤師④~結膜炎~

5月から眼科が近くにある薬局で働くことになりそうなので、眼科領域の勉強をかねてnote更新

眼科の門前ってどんな処方が来るのって話ですが、日本における視覚障害の原因は緑内障・網膜色素編成・糖尿病網膜症あたりで、そこらへんの処方が多いのかなと思うでしょうが、実際は結膜炎や麦粒腫、ドライアイの処方が多い感じです
体感ですし、クリニックによって違いはあると思いますが

ではまず結膜炎について

特に言うこともありませんね
では結膜炎になったらどんな市販薬を買えばいいのか聴いて見ましょう

ジフテリア毒素抗体点眼液…?急にどうした
フルオロメタロンもフルオロメトロン点眼のことでしょうか、もちろん市販はされていませんね
AIは市販でこの薬があるっていってた!なんてお客さんが来ても対応に困りますね

治療について

治療ガイドラインについて教えてって打つだけでこれだけの情報が出てくるのですから、便利な時代になったものです
ウイルス性結膜炎のガイドラインにはウイルスの種類によってはステロイド点眼や非ステロイド点眼の使用を考慮とありますね
もしそこら辺までAIが情報を提出してきたら、患者さん側からこの点眼薬使えますよね?出してください!なんて話が今よりも出てくることでしょう

少し前に薬局に来てサインバルタを出してくださいって方がいらっしゃいました
何でも腰の痛みで病院を受診したけど薬が出なかったから、自分で調べたらこの薬に行き着いたとのこと
サインバルタに行き着けて、それが市販されているかどうかに行き着けないのはなんともちぐはぐな感じですが、まさにそこが問題で
自分が欲しい情報はすぐに手に入る状態にはなるが、その情報を活用できないまたは断片的な情報しか得られない人が増えていくことが予想されます
現代のネット社会でもそうなのに、さらにチグハグが加速するなんて恐ろしい未来です

話がそれました
結膜炎で受診後、薬局に処方箋を持ってくる方のほとんどの内容は以下のような感じです

クラビット点眼液1.5%5mL
フルメトロン点眼0.1%5mL 1日4回

小児の場合はクラビットではなくガチフロ点眼で、フルメトロンではなく二フランだったりします

その通りで特に言うこともありませんね
ではクラビットとフルメトロン点眼はどの順番で使ったらよいのでしょうか

以下は「目薬を2種類以上使うときの順番について」聴いてみました

目薬を2種類併用するときには5分間隔をあけるよう伝えます
これは最初に点眼した薬物は後に点眼した液によって洗い流されるため、とされています
5分から10分の間隔を置く、というよりは最低5分はあけるように指導するのが正しいと思われます

点眼薬の順番は
①水溶性点眼→②懸濁性点眼→③ゲル化点眼→④眼軟膏
の順番です
細かいところを言うと、①のなかでもpHが7~7.4に近いものから使用していきます

クラビットが①の水溶性点眼、フルメトロンが②の懸濁性点眼なので、抗生物質点眼(クラビット)を使用してからステロイド系点眼(フルメトロン)を使用する、というのも結果は正しいです
しかしステロイド系のリンデロン点眼は水溶性ですし、これがすべての場合に適応できるというわけでもないことをお伝えしないといけませんね

眼科でよくある質問として、コンタクトをつけたまま使っていいのかというものがあります
これについても聴いてみましょう

何が良いって、少なくとも10分待つことって対処法を伝えているのが良いですよね
まれにコンタクトつけたまま使って良いですか?って質問にだめです、だけ伝えて終わる人いますからね

なんかもう簡単な目薬くらいなら、現状のChatGPTでも説明問題ない気がしてきました
今日は気圧が低いためかテンションが上がらないのでここら辺で失礼します

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