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秋の北海道撮影記2022

今年の秋はありがたいことにコロナ禍以来の繁忙期を迎え、10月はほとんど仕事に邁進しておりました。その中で少ない空き日程で渡道計画を立て、三日間の北海道撮影を挙行してきました。

キハ281系サヨナラ運転

函館と札幌を結ぶ特急「北斗」。その中で長年「スーパー北斗」としてその役に就いていたキハ281系が9月末で定期運用から撤退、この10月にラストランを迎えると発表があり、その日に向けて飛行機を早めに安く取り、運転日前日に新千歳空港へ。レンタカーを借りて道南を目指しました。

室蘭本線 豊浦~洞爺

伊達市のホテルを出てまずは函館行き特急「北斗」を噴火湾の見える展望台より。ここで撮ったのは久しぶりで、キハ261系では初の撮影となりました。

室蘭本線 小幌~礼文

二日間しかないラストランをどこで撮ろうか、いろいろ悩んだ結果、そういえばここでキハ281系を撮ったことがないのでこちらで狙ってみました。三脚を構えた多くの撮影者たちはもっと後方の位置にいたけど、私はトンネル飛びだしとバックの紅葉の絵柄を優先にしたく前方へ。三脚を持たず手持ち撮影なのでトンネルからヘッドライトが見えるまでとにかく集中して待ち構えました。天気ももってくれて良かったです。

函館本線 山崎~黒岩
函館本線 山崎~黒岩

折り返し函館行きは函館本線での撮影にこだわって、八雲町界隈へ。ロケハンしながら小高い丘をやぶ漕ぎして噴火湾をバックに走るキハ281系を狙いました。デビュー当時、噴火湾の青いイメージでこの塗装として登場したのを覚えています。今のキハ261系は白を基調にしているけど、やっぱりこの塗装が一番しっくりきます。

室蘭本線 北入江(信)~有珠

ラストラン二日目。天気が芳しくないので、逆に曇った方が良いアングルとして有名なお立ち台の通称「宇宙軒カーブ」へ。振り子特急らしくカーブを曲がるところを望遠レンズで。多くの撮影者と共に撮影しました。ここから別の撮影に向かうためキハ281系の撮影はこれがラストカットに。私が札幌に在住した学生時代に何度となく乗って撮ってとお世話になったキハ281系。そのラストランに立ち会えて良かったな、と振り返ります。

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