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~暗黒のウェルサ環境デッキ10選〜えびログ

・はじめに


どうも”シャドバデッキソムリエ”の海老原悠です。
普段はプロリーグやRAGE等の公式大会で”スーパーアルティメット解説”をしている者です。
今回の記事では「あとRAGEまで2週間しかないのにデッキがない」とか「グラマスになりたいけど手に馴染むやつがない」とか「エーテルもそんなないし多すぎてどれ使ったらいいかわかんね」等々
そんな人たちに向けて毎日気が狂ったようにユーザー大会を開催してシャドバをしている私が、JCGの上位リストやユーザー大会の上位リストからデッキを10個紹介して、5つの項目に分けてS~Dの5段階で評価していきます。

テーマは5つ
・デッキの回しやすさ(難〜易)
・安定感(低〜高)
・爆発力(低〜高)
・生成コスト(高〜安)

そしてもう1つ。
・味(薄〜濃)
上の4つは理解できると思いますが、最後の「味」意味不明すぎてエグいとですよね。
これは個人的に”面白味”があるかないかみたいなニュアンスのことです!
生成コストに関しては今回紹介したデッキリストの中から平均して安いか高いか見て組みやすいのか判断してます。
最後に環境的な強さやデッキとしての総合的な評価をします。

記事の内容はあくまでも、私個人の感想です。
さらに細かいこと言うと、プレイング、デッキリスト、対面によっての相性で評価がブレることもあります。
なので「ふーん、こんなのもあるんやな」くらいに温かく見守ってください。
長くなりましたが、そんなこんなで早速クラス順に紹介していきましょう!!

・エルフ

※参照デッキリスト→4/10開催海老原ユーザー大会優勝。まりりん/BFF選手。
デッキ作成はこちら

◇ロキサスエルフ
・デッキの回しやすさ 【D】
・安定感 【C】
・爆発力 【S】
・生成コスト(63050)【C】
・味 【D】
<総合評価>【B】
◇レビュー
数々のプレイヤーを狂わせた男(プレイ的な意味で)
未だに90秒という時間で最適解を見つけるのが難しい。
<導きの巫女・コッコロ>が落ちた影響でリソース回復手段が減り、前期のような安定感はない。
攻めるカードは変わってないので5ロキの驚異は健在。「やっぱコイツ強ぇわ。もうダメだ強い。」になりがち。
生成コストは10デッキ中3位。
新カードもないので前期の資産で組めるのは熱い。
そんなロキサスもレヴィールの旋風が出て半年くらい?
ずっと回してるなーということで味は薄め。

※参照デッキリスト→4/2開催JCG優勝。AXIZ/GEMO選手。
デッキ作成はこちら

◇セッカエルフ
・デッキの回しやすさ 【B】
・安定感 【B】
・爆発力 【C】
・生成コスト(48650)【B】
・味 【S】
<総合評価>【A】
◇レビュー
<追い風の妖精>を絡めた展開はドロー次第でプレイが変わっていくため、アドリブ力を求められる。
エンジンになっている<瘴気の妖精姫・アリア>の依存度は高く、豊富なドローカードで引き込めるかがポイント。
アグロ展開で押し込めることもあるが、基本のフィニッシュ手段は<宿命の狐火・セッカ>を使ったリーサルで7~8ターン目くらいが平均。
生成コストは10デッキ中6位。
新弾レジェが6枚採用されるけど、トータルの生成コストはそこまで高くない。
新カードたくさん使えるし、エルフっぽさも味わえて最高。

・ロイヤル

※参照デッキリスト→4/11開催JCGベスト8。kaoru/YFM選手。
デッキ作成はこちら

◇進化ロイヤル
・デッキの回しやすさ 【B】
・安定感 【C】
・爆発力 【A】
・生成コスト(83750)【D】
・味 【B】
<総合評価>【C】
◇レビュー
プレイ方針がわかりやすくなっていて、OTKに向けて準備することが勝ち筋で回しやすい。
序盤中盤で相手の猛攻に耐えきれないことや、OTKパーツが揃わないパターンが存在する。
パーツさえ揃えば8PPでOTK可能になっていてパワーは感じる。
生成コストは10デッキ中1位。
<雷滅卿・アルベール>は長く使えそうなカードだが、<白銀の閃き・エミリア>が次でローテ落ちしてしまうのがネック。
オクトーからのOTKは新鮮味と爽快感もあって楽しい。

・ウィッチ

※参照デッキリスト→4/3JCGベスト16.はるの│Evk選手。
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◇マナリアウィッチ
・デッキの回しやすさ 【C】
・安定感 【C】
・爆発力 【A】
・生成コスト(44750)【A】
・味 【S】
<総合評価>【C】
◇レビュー
スペブギミックと20枚以下ギミックが共存するデッキで慣れないと回すのは難しい。
デッキコンセプトがギミックの掛け合わせなので、ブン回りもあるが手札がちぐはぐで噛み合わないこともある。
20枚以下達成時のバリューが高いデッキで、<レグニスロード・グレア>の高スタッツの押し付けや、<水晶の魔剣士>によるスペブからの盤面一斉展開は一度回ると手が付けられない。
生成コストは10デッキ中7位。
新弾レジェは、<マナリアクイーン・アン>、<プリズムブライト・ジオース>と2種類あるがトータル的に低価格なので組みやすい。
マナリアの懐かしさに浸りながら回す新ギミックは味する。

・ドラゴン

※参照デッキリスト→4/3JCG優勝。ゴブリンゾンビ選手。
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◇ランプドラゴン
・デッキの回しやすさ 【S】
・安定感 【C】
・爆発力 【B】
・生成コスト(62000)【C】
・味 【D】
<総合評価>【A】
◇レビュー
シンプルに扱えて勝ち方も<古今独歩の大拳豪・ガンダゴウザ>と<殺竜騎士・ロイ>のツーパンチでわかりやすい。
リソース回復が少ないので攻めてる途中に息切れしてしまうことがある。
<殺竜騎士・ロイ>の追加でPPブーストが増えたので、序盤に<竜の託宣>や<ドラゴニックレイジ>が絡むと圧倒的PPの差で相手を置き去りにして勝てる。
生成コストは10デッキ中4位。
以前の資産で補える部分が多く、<覇道の君臨者・フォルテ>に関しては最近抜けてきて<残影のドラゴニュート>に変わってることもあるので代用可能になっていて組みやすい。
派手なフィニッシャーで豪快に攻めれるけど、動きが単調なので飽きやすく味は薄め。

※参照デッキリスト→4/8たばたユーザー大会優勝。友田一貴選手。
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◇庭園ドラゴン
・デッキの回しやすさ 【A】
・安定感 【C】
・爆発力 【A】
・生成コスト(72350)【D】
・味 【C】
<総合評価>【B】

◇レビュー
こちらのドラゴンもシンプルでわかりやすい。<万華の鳳凰>に進化きって大型フォロワーで攻めるだけ。
<竜喰らう禁忌>の融合素材の都合で高コストを多く採用しているので手札が偏ることもあるが、ランプドラゴンと違ってリソースカードが豊富で息切れは少ない。
デッキ構築の段階で<鳳凰の庭園>の恩恵を受けやすくしているので、<万華の鳳凰>進化後のパワーは破格。
生成コストは10デッキ中2位。
お高いデッキだが新弾0枚なのは魅力。
コストが半分になることでダブルガンダのような普段ではありえないコンボも発生して楽しさもあり、相手からもありえないコンボが飛んできて目ん玉がどっかいくのも面白さの一つ。

・ネクロマンサー

※参照デッキリスト→4/9海老原ユーザー大会優勝。AXIZ/GEMO選手。
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◇アグロネクロマンサー
・デッキの回しやすさ 【A】
・安定感 【B】
・爆発力 【D】
・生成コスト(36500)【A】
・味 【D】
<総合評価>【B】
◇レビュー
盤面トレードするのか体力詰めるのかみたいな2択で悩まされることもあるけど、アグロ特有のイージーな勝ち方もあるので比較的回しやすい。
3コストに<常闇の花嫁・セレス>が加わったことで打点が増えたこと、リアニ系がプレイしやすくなったのことが魅力。
アグロなのでフルスイングみたいな動きはないけど、<恋人・ミルティオ>から<恨みの語り部>や<スカルフィッシュ>が2体出てくるハチャメチャな動きをすることもある。
生成コストは10デッキ中8位。
新弾レジェも3枚だし回しやすくて初心者の人にもおすすめ。
味はかなり渋くて、単純な動きも多いけどトレードとかにすごく深みがあって細かい部分に面白さがある。
少しマニアックな部分かなと思ってこの評価に。

・ヴァンパイア

※参照デッキリスト→4/3JCG優勝。ゴブリンゾンビ選手。
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◇背徳バアルヴァンパイア
・デッキの回しやすさ 【B】
・安定感 【B】
・爆発力 【B】
・デッキ生成エーテル(52250)【B】
・味 【C】
<総合評価>【B】
◇レビュー
<壊天災・ハレゼナ>によるアグロプランは、対面によって対処できずそのまま勝てることもある。
回復がないので長いゲームは見込めないけど、ドローカードが多いのでキーカードにアクセスしやすいのが特徴。
<背徳の狂獣>からの6枚融合<バアル>は盤面を吹き飛ばしつつバーンダメージを与えてくるのでケアも難しく、決まったときのパワーはすごい。
生成コストは10デッキ中5位。
<永劫の吸血鬼・アルザード>はこのデッキでも使えるし、進化軸の構築にも3枚使えるのでちょっとお得。
背徳バアルも長いこと生き続けてるデッキの一つ。
攻める力は強いけど守る力は弱くて、勝つときも負けるときもあっさりしてる。

・ビショップ

※参照デッキリスト→4/8海老原ユーザー大会優勝。綾鷹│LGT選手。
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◇清浄ビショップ
・デッキの回しやすさ 【S】
・安定感 【A】
・爆発力 【D】
・生成コスト(33350)【S】
・味 【D】
<総合評価>【A】
◇レビュー
<清浄の領域>を置いて回復するだけ、掃除もお手入れもいりません。
<宝石の輝き>や<ピラータートル>といったサーチカードで動きの再現度が高い。
序盤に<詠唱:一角獣の祭壇>を複数置けたときはゲーム中盤で勝つこともあるけど、それ以外は一定の動きをしてロングゲームで勝つのが基本。
生成コストは10デッキ中9位。
全体的にお手頃価格になっていて、<絶望の聖女・ジャンヌ>は清浄だけじゃなくビショップの色々なデッキで活躍が期待できる。
<聖なる守り手・ユカリ>が落ちてやっと終わったと思ったら、部活引退したOBの先輩くらいしつこいデッキだった。

・ネメシス

※参照デッキリスト→4/11海老原ユーザー大会優勝。yuta選手。
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◇アーティファクトネメシス
・デッキの回しやすさ 【D】
・安定感 【B】
・爆発力 【S】
・生成コスト(32600)【S】
・味 【S】
<総合評価>【A】
◇レビュー
回すのは難しいがリーサルの取り方は簡単で、<パラダイムシフト>を4枚集めてブリッツ×4とバハムートでOTKを狙う。
序盤からアグロ展開ができたり、中盤以降は環境トップの展開力を誇る。
結晶<ギガスファクトリー>を置いた後の展開力は相当なパワーを持っているが、100点のプレイを出すのは難しい。
生成コストは10デッキ中10位。
組みやすいけどプレイが難しいので上級者向け。
1ターンでやれることの多さと細かいプレイ分岐はプレイヤーにとって最高のご褒美になる。

・おわりに

以上でデッキ紹介を終わりたいと思います。いかがでしたか?
実はまだまだ紹介候補はあったんですけど、数が多かったので今回は10個までとさせてもらいました。
今期も色々なデッキが活躍しそうです。
最近はメタゲームの流れも早いので追いつくのも大変だと思いますが、皆さんの参考になれば幸いです。
他にもこのデッキ紹介して欲しい!とかあればぜひ教えてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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