見出し画像

正しいことを正しくやり心を守る

急成長企業あるあるなのですが、自分が経験がなくサービスと品質の良し悪しの判断がつかないから、勢いだけで営業数字をあげるために突っ走り見積りを他社より下げて「安くします」「頑張ります」的な発言をしてしまうことがあります。

実際業者を変えるとたまに取返しのつかないトラブルが起きたりします。会社に大損害を与えます。見積りがちょっと安いというだけで長い年月の経験と蓄積という目に見えない合理性まで捨ててしまって、あとで大きな損失となる場合もあります。経験がないと未来がイメージできないことがたくさんあるからです。

自分の数字の達成。自社の成長や上場のために他社の多くを犠牲にしてはいけないのです。企業人である前に人間。何が正しいかを誰かにジャッジしてもらう必要があります。

大きな組織で、上から言われた通りに一生懸命やろうとすればするほど時として狭い視野になって上の判断と評価にしか目がいかなくなることがあります。世の中の正義と会社の正義が乖離してしまうことがあります。

一方でベンチャーで飛込営業の数字を競争ばかりさせられて表彰されたヒトが自分が果てしなく優秀と勘違いしてしまうことがあります。こうゆう人は30前に息切れしてしまうのです。敵は奢り。プライドが高くて次の組織に馴染めない残念なヒトです。客観的な自分の世の中の価値が理解できていないのです。こうゆうタイプは若手を扇動しようとしてすぐに飲みに行きたがります。

仕事人生は40年以上あります。自分のやっていることが誰かに役にたっている実感がないと続けられないものです。違和感を抱えながら仕事は仕事。自分は自分と割り切れるヒトはなかなか少ないのです。

例えばすぐクライアントの予算ばかりに目がいく代理店マン。広告を売るためにクライアントのビジネスがあるわけではないのです。人材紹介や人材広告営業も同様。採用は大きな投資。自社のチームの売上数字だけ追いがちな刹那的な働き方はなんか違う気がしています。金融商品の無理な売り込みも同様です。自分の今月の売上ではなく、クライアントの3年後を一緒に考えてください。

働き方は生き方。仕事がつまらないと人生がつまらないだけでなく、心が疲れてしまうもの。知り合いの医師も現代の疲労は100%脳疲労と言っています。子どもが部活などで身体を動かしても翌日起きられるけれど、大人がつまらない仕事をやらされたら疲れて翌朝起きられないと・・。脳疲労がたまりメンタル不調が起きます

違和感を抱えつつ毎朝仕事に向かうのはかなり厳しいです。いくらリモートでも限界があるなあと思います。上司の顔を見るのが嫌。電車に乗りたくないはもうかなりきていると思います。疲れない生き方を選んでくださいね。正しいこと正しくが正解です。


よろしければサポートお願いします。サポートは全て寄附に使わせて頂きますね。