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子どもの頃のやりたかったことをイメージしてみる

私たちは、努力や好きではどうしようもないことを、まず運動会や普段の遊びで自覚しました。足の遅さと運動神経はクラスでできる子が決まっていました。ゲームが好きでもゲームクリエーターになれないのです。作ることが得意でないと・・。好きを仕事にする前に、自分の「苦」じゃないことを探してください。

「自分って誰」「何がむいているの」の答えは自分のDNAのなかにあるかもしれません。スポーツ選手はご両親ともアスリートというのが多く職人さんの世界も同様です。手先の器用さや色彩感覚、空間認知機能や味覚というのは生まれつきのものがあってこそスタートラインに立てると思います。一流になる前に続くのか続かないのかというもっと初歩的な問題です。

仕事や会社の出会いは「運命」よりも、自分がもっていた親からもらったDNAこそ才能だと思います。これが「運命」であり「天命」であり「天職」です。その才能を自分のなかで気がつけない場合は、小学生のときに褒めてもらったことを思い出すのがいいと思います。友達をたくさん作れる人や学級をまとめるのが上手い人。日陰の縁の下の力持ちもクラスのなかに役割が必ずあったと思います。

私の場合は本が圧倒的に本が好きでした。転校生だったので友達もあまりいなくて図書館に行き本を借りて読書感想文を書くを繰り返していたら、原稿用紙に文字を埋めるのが異様に速くなっていきました。上手くはないのですが速いのです。この速さが今に役だっている気がします。書くことが全く苦じゃないのです。この「苦」じゃないものが続くものです。

自分の子どものときに好きだったものではなくて、「苦」じゃないものを探してください。消去法でもいいです。苦手なもののほうがはっきりと自覚します。苦手なのは楽器の演奏、ダンスの振り付け、図工の工作、家庭科の縫物です。本当に運動神経が悪くて、手先が不器用で音痴なんです。これは今も変わりません。そして全て苦手です。英語も苦手です。音痴だからリズムで耳に入りません・

苦手をこれは絶対に仕事にしないほうがいいし苦痛です。私は性格はおおらかで指先もおおらか。不器用です。これを自覚するだけで仕事選びが楽になりますよ。

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