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リモート孤独から抜け出し成長する

リモートワークが終わって残念と思っている方もいるかと思います。去年と今年の新卒の方は、先輩と働くという最大にして最高の研修がなかなかできなかったと思います。これから存分に体験してください。外に出てオンとオフを分けて運動量を増やすことは生物学的にはとても健全だと思います。

リモートワークの最大のメリットは「通勤時間に違うことができる」「1人で集中できる」「気楽」。デメリットは「誰かと働けないこと」「隣の人に聞きにくいこと」「真似できないこと」です。この真似できないはとても損なことが多いのです。

周りの人の声を聞きながら、自然に知識が入り刺激を受けて成長できます。このコトバや音を潜在脳に入れる行為は1人だとなかなかできないからです。1人でやっていると自分のレベルから脱却できずに大切な成長期を逃してしまいがち。

加えてリモートワークの生産性を最も下げたのは孤独です。病気ではないが元気がでない。なんとなくダルくて集中力がでない。それは会話しない淋しさ、狭いトコロにいる閉塞感、気分転換ができない、オンとオフがはっきりしないから心身疲労が蓄積することが原因です。家族がいる方は家事とのバランス、子どものいる方は相手できない罪悪感により1人で苦しんでしまうのです。

今後の課題は生産性向上のためのモチベーション回復です。景気連動型・決算連動型の給与形態をとられている企業も多く、この2年誰もが経験したことのない収入ダウンありました。特に安定と思われていた業種や大企業での収入ダウンは安定志向型のビジネスマンの生活とメンタルの両面にダメージを与えました。このモチベーションダウンがリモート孤独で増大。これからは前例主義ではなく、経営者の大胆な決断とリーダーシップが問われます。

私も若かったらリモート解除を「絶対無理」「ウザい」と思うと思います。でも人生は長いです。この2年何となくワサワサして集中できなかった自分の仕事を、明日からレベルアップできるチャンスと思ってください。読んで頂きありがとうございました。

明日は都民の日。昔はかっぱバッチという100円のバッチが都民の日の前に学校で販売されました。それをつけていれば都立の動物園とかは全てタダというシステム。100円で5個セット。行かないのに何となく買う。それがかっぱの流儀でした。昭和の東京の子どもの秋の恒例行事。



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