働くなら大事にされる場所で

「キャリアを伸ばしたい」「収入をあげたい」「有名な企業で働きたい」という気持ちもわかりますが、企業のなかには全く個人を無視するトコロは残念ながらあります。1000人採用して競争させて競争させて2年後に100人になればいいや的な採用をされる会社などはまさに典型的です。自分もそうされたから下に優しくできないのです。

数字だけを追わせて伸びしろもみてくれくれない組織。組織にはスロースターターもいるし、エースを支えるヒトも必要なのに自分がそうされてきたからか、ハードな数字だけのマネジメントをしていると効率を求めて、また手柄を求めてそれぞれのサービスの質がどんどんと下がっていくのです。そして周りとの関係がギスギスしてきます。

一方で若いヒトだけで構成されている学生サークルのような職場も危険です。一見楽しいのですが20代の一瞬のことだけです。他に興味が向いたらすぐに離脱するし、互いの管理ができないから仕事になりにくく成長の手応えも感じられません。

20代のうちから50代くらいの仕事の出来るヒトの考え方を学んだほうが目線が拡がります。フラットな組織のほうがよいですが経験だけは周りから盗めたほうがいいです。

自社の成長ばかりに目が行き過ぎると残念ながら顧客サービスの質が落ちることがあります。社員に過度な無理をさせてしまいます。熱でワサワサと働かせてもそれほど長く続きません。

古くて巨大化した組織が外部に気を遣えない原因。上しか見ないヒトが育って下がまったく見向きもされなくなります。好き嫌い人事が横行します。何も言わないタイプのヒトが出世し、横暴人事が横行しているので怖くて言い出せないのです。理不尽でしかないです。長くいるなら受け入れないとメンタルがやられます。

幸せになるためには周りからありがとうと言われる必要があります。心からのありがとうを言われると働いていてよかったなと思えます。こうゆう毎日を繰り返すことで穏やかでいられます。自分ご両親やが家族に大切に育てられたように企業からも大切にされてください。自由でかつ伸びやかに成長されてください。