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ヒトのいい顧問よりも現場力を

世の中には管理職になった途端に何を勘違いしたか、現場はやらなくていいと思っている人がいます。そうゆう方が50歳を過ぎたあたりから「手を抜く」「ラクする」のに「たくさんお金を貰う」「偉そうにする」という若者から見たら異様な理不尽が発生します。マネージメントとは組織に成果上げさせるための経験に基づいたリーダーであるべきなのに、たまたまそこの部署にいる「下にやらせる」を前提にしている人もいます。

そうゆう方が定年するときは「アドバイザリー的な立場でいたい」「優秀な下をつけてほしい」「あまり現場過ぎない仕事をしたい」「今までのネットワークを活かしたい」「フリーだけどレギュラー的な仕事がほしい」「もう苦労はしたくない」「誰かを紹介してあげる」と考えてしまいがち。

どんな組織でも年齢に関係なく手が動かせて、フットワークが軽くて自分である程度完結できる現場力が欲しいのです。定年後に「ヒトのいい顧問」くらいのお客様気分になっている勘違いに本人が気づかないことはかなりもったいないです。経験と現場力さえあればいくつになっても活躍できるのにと思います。

45歳定年説の本質の問題は「管理職以上は仕事しなくていい問題」「長年現場から離れてしまい現場がわからなくなっているから65歳からどうゆう価値が出せるのか問題」にあると思っています。

65歳からの仕事人生を設計するためには45歳である程度見えていること、30歳でカタチにできていることが大切です。判子を押すだけの管理職、会議にいるだけの管理職、スタッフの数字を見ているだけの管理職にどの企業ももう高い報酬が払えなくなっているんだと思います。

読んで頂きありがとうございました。仕事は持久走。管理職になってからが勝負。若くて管理職になって先輩風を吹かせまくるよりも謙虚に40迄いろいと教えて貰える環境にいたほうがいいと思います。45歳の定年説。いろいろと考えさせられます。最近うちの仲間に加わって頂いた方は70代と60代。頼りになりますよ。仕事が早くて説明が少なくて済んで素晴らしいです。

私の周りには一線の70代がいます。経験を頼りたいです。

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