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私が通いたい占い師⑩マドンナも信頼しているというカバラ秘数

数字の持つ意味については私はあまり興味がなかった

7.8年ほど前の話になる、東京の原宿でチョットしたパーティがあって

私は知らない人だらけなのに出席した。

普段なら知らない人だらけ、しかもパーティとなると敬遠して

いかないのだが、その時はなぜか直観的に「行かなくちゃ!」と

思ったんだと思う。行けば行ったで、パーティのホスト側が

如才なく紹介してくれたり、あちこちで興味深い方々に会って、

いろいろなお喋りをして、お開きになった。


けれどもパーティで知り合ったステキな女性に誘われて2

次会にも参加・・・こんなことは滅多にない私。何かに導かれてたのか?

私を誘ってくれた女性はフラメンコダンサーで2次会のダイニングバーでは

彼女の先生が合流することになっていたらしい。

彼女と彼女の先生が二人並んで立つと「ここはグラナダか?」

という異国ムードが漂ってた。なんとなく

年齢が近いという話になった時に「じゃ、お誕生日はいつ?」

と聞かれ、紙ナプキンに生年月日を書いたの。

フラメンコダンサーだったからFさんと呼ぶわね。



F「わぁぁ、運命数11 なんて私と同じね!なんとなく気が合うと思ったわ。」


私「そうでしたか?11なんですね。」


F「私の尊敬するマドンナがカバラ秘数にハマっていると聞いたから占ってもらったの。そしたらねぇ、私は運命数が11で私自身はアグレッシブなタイプだけど、これからは精神性に目覚めて身体表現のフラメンコ以上に精神性が大事になるって・・・だからアグレッシブなんだけどペースダウンしていくらしいの


私「私も11ならアグレッシブだけどペースダウンしていくのかなぁ?」


F「11でもいろいろあるかもしれないけど、この先、私は4.5年はダンス以上に精神的なことにハマるかもね?と思っているの。最近アメリカから帰ってきた友達がレイキとかやり始めたしね。年齢的にピークを越して次々スペインにフラメンコ留学する生徒さんが増えてるし、頭の中にはいつも「引退」って二文字が浮かぶの」


私「まだ引退なんて・・・勿体ないじゃないですか、今までのものを手放すなんて」


F「いつかは手放さなきゃならないし、私は離婚3回してるから、タイミングはわかると思うのよ」


私「手放すタイミングがわかりそうってスゴイですね」


F「すぐに次の恋が始まるから、今まではずっとアグレッシブだったけど、最近彼氏と別れたけど、次の予定はないの。まぁ潮時かなと思って占いに行ったらそう言われただけなんだけど、4.5年もペースダウンするから、充電期間と思って焦らないように。って言われたの。あなたとは違うかもだけど、私は4.5年も彼氏がいなかったらフラメンコは無理なのよ。恋してないと踊れないから」


私「そういうものなんですか?」


F「私の場合はね、テクニック以上に表現力を大事に思っているから、内側から出る愛憎を誰か受け止めてくれる人がいないと出しにくいっていうか出せないの」


まぁ、こんなふうにに運命数11の人はアグレッシブなんだけど、

4.5年はペースダウンっていうか、ハッキリ言って下火になるから

頑張んなさいよ!ってことなんだろう・・・と不吉な気がしてきたわ。


F「でもね、その時は多分私はあっさり引退する覚悟よ。それに潮目が変わったらイヤでもアグレッシブに戻らなきゃならないって。その時にためにカバラに出会ったのかもしれないと思いはじめたの。マドンナだってピークを極めてるけど、ピークの時にカバラや日本食に目覚めて食生活も全部変えたらしい。ビッグなスターだって変わらなきゃならないんだものね。」


私「そうなんですか、マドンナの料理人の日本女性ステキですね!雑誌でみて運が後押しする努力の仕方ってあるんだなぁと思いました。」


F「そうよねぇ。初対面で長話、それも私のことばかりお喋りしてごめんなさいね」

と別れたの。

その後の彼女は


「食事とファスティングとカバラ秘数」の先生にもなっています。(笑)


これをアドバイスと受け止めていたら私も両親との親子関係や

介護問題で「うつ」になって「のたうち回ってた」みっともない期間の

意味が理解できたかもしれない。



その時は「運命数11だと、向こう4.5年新しい恋はないんだって・・・

まぁいいけどさ!」と受け取ってしまったの。


聞く耳がないと自分事として捉えないから。

渦中にいると冷静なようでいてそうじゃないのね。

私自身はあちこちカウンセリングに行ったりして「自分の感情」を

何とかできないものか?と泥沼を這っているようで

同じところをグルグル回っているようだった。

脱出口が見えなくて最後は「書きまくる」様々なワークに挫折しながらも

通過して「書くこと」で「手放す」ことができるようになった。



3年ほど前にFさんに偶然「名古屋駅」の新幹線待ちホームで再会。

目が合って「あらぁ!お久しぶり!」

「あれからどうしてた?私は、あれからすぐに自分の本心と向き合っていろいろなことを掘り下げる時期になって、今はスタジオも生徒に売ったし、自由気ままに旅をしながらバカラ秘数とファスティング教えているの。内臓から、デトックスしないと心と体がバランスよく整わないのよ。」


私「あれから両親のことでウツになっちゃってカウンセリングの

はしごをしたわ。そのあとで筆跡とか瞑想に辿り着いたの」


F「へぇぇぇ、運命数11は同じだからソレナリの浮き沈みは似ていたかもね?でもラッキーナンバー3だから、これから3のものは大事にして。ハンカチ買う時は3枚、とか自分で3も作るようにしてみて!良くなるから!」






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