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私が「うつ」カウンセリングで挫折した原因はズバリ●●●だったから!

私が「うつ」カウンセリングで挫折した原因はズバリ●●●だったから!


私がカウンセリングで挫折したのは、そのメソッドのワークで、脳の書き換えが3日間で出来る人が本当にいたこと!


私がカウンセリングなどをはしごしたのは10年ぐらい前の事。だから、今ではもっとワークも変わっていると思うし、いろいろなところで、あ、この人も「過去のカルマ書き換えやってる」とか「自分のお葬式から心の中を書き出す」とか、いまはわりとポピュラーになってるな、と思えます。

だけど、私は今でも、それがトラウマになってる。(爆笑)
それで「業」とか「カルマ」という言葉は嫌いなの。

だって「業」とか「カルマ」ってオドロオドロシイ!

怖いよね?


ともかく、「心のゴミを《護美箱》に入れるために、過去の自分が傷ついたことを紙に書きまくるの」思い出せる限りの過去にさかのぼって・・・


まぁ、私はメルマガに書いたように、「顔コンプレックス」を刷り込まれていて「可愛くないから世間に相手にされない」っていう「ヒネクレ根性を持っていた」というところあたりは、自分でも許容範囲。

ワークでは、手がしびれるほど、いっぱい書きましたよ。延々午前中3時間、午後も2時間、ワークの後半に「シェア」があって、人前で発表するの。アメリカ映画の「断酒会」みたいな「心境」をシェア。

見栄っ張りな私に「シェア」なんてことは超難しいわけ。「シェア」するのがわかっていると、「嘘つき物語」を書いていっちゃうわけ。悪いことに、自分でウソついてることに気が付いていないで「物語」を脚色してる。特にその時の自分の反応を・・・


もう、ノンフィクションじゃないワケ・・・(爆笑)

ところが、子供のころに、お父さんが酒乱で、お母さんが淫乱で、毎日殴られて育ったというボクサーがいたの


そのボクサー、「お父さんに顔面真っ赤に血で染まるほど殴られて、鼻の骨も何度も骨折して、ご面相まで変わったけど、あれは両親の愛でした!そのことに気づかず、俺はバカでした!両親の愛があったからこそボクサーになれたんです。殴られることに平気なんです。相手が次にどこを狙ってくるかわかるんです」って、要約するとこういう話ですが、私はびっくりどころか、呆れちゃうというか。スゴイな!この人!

と、過去の「業・カルマ」を180度ひっくり返した彼に「それでも救われたんだから羨ましい」という気持ちでいっぱいでした。

ワークの参加者はみんな「涙・涙」だったけれど、私は「心が不感症」になってる「もうあきらめの境地のうつ」だったものだから、「過去の書き換え」出来ちゃった人がいることに「自分はダメだ」「ここに3日も通っていてもダメなんだ」ともっと自分をイジメてしまったの。


つまり私の挫折の原因は、見栄っ張りで嘘つきだから。


それで、「できない」降参!と挫折したけれど、過去を根掘り葉掘り引っ張り出すことには、いまも拒絶反応があります。

もう、済んだことをフラットに戻す「心の作業」だけど、合わない人もいるの。私のように・・・

過去のイヤな思い出、これが積み重なってるから「介護に突入」のときに心も体も全身で「イヤだって抵抗してウツ」になっちゃったと今はわかる。
だけど、渦中は「なんで私だけ?」というのが、本当の本音なの。


大なり小なり、誰にだってあるよ、と言ってもらえたら嬉しいのに、「過去の受け取り方が未熟なあなた中心のワンサイド・ジャッジ。相手の気持ちを想像して、相手も未熟、こういう愛情の示し方だったと思い出しましょう」というのは、キレイ事にしか聞こえなかった。

響かなくて、刺さらなかったんです。

誰でもいいから「助けて~」なんですから。


私が介護ウツになったのは、父が免許返納の85歳の時。今から10年ぐらい前の話なの。当時、もっとゆるぅく介護への恐怖を和らげて笑いに変えてくれる、こんな本があったら!


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墓守ムスメは逃げられないから追い詰められちゃうの。「そういうこともあるよね!私だけじゃないんだ」っていう「お互い様」の情報があったらよかったのに!


古いデータですが、2005年に厚生労働省が行った調査では、介護者の23%、4人に1人が「うつ状態」であるというデータが出ています。頑張っている介護者が、うつ病で介護ができない状況であることがわかりますね。

介護者がうつ病になる割合はナント23%!


かといって、介護しなくてもイイ人、介護しないで済んだ人が「良かったね」でもない、というところが、相反する感情もあるということなの。

現実はご両親が「早や死に」して、「ああしてあげたかった」「もっと●●しておけばよかった」という後悔も深いようですから。

だから、「介護する人がいない」方からの、励ましの言葉が辛いのよね!経験談でもあるし、人生訓でもあるから。


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