【あと5日】たたりって、ジェノサイドらしいよ!
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八百万の神様って「お護り」してくださるだけじゃないって知ってた?
今日は強烈なタイトルで失礼します。
ジェノサイドって言葉、大量殺人のことですが
genの方は、命を与えること、子孫を作ることを表す印欧語根。また、繁殖に関係することや、家族・部族に関係することを表す。重要な派生語は、engine, general, gentle, king, nature, 接尾辞-gen(生成物を表す)
cideは切ること、殺すことを表すラテン語caedere、印欧語根ka@-id-から
genの方は命を与えること・・・だからなんだか矛盾してるけど、宇宙の大きなエネルギー変化の中では神様がされることも宇宙の法則の一部。かもしれないという、不条理の複合語と捉えることもできそう。
神様って目に見えないけど、大昔の人々は神様の訪れを「なんらかで示され」るからわかったんだって!
じつは古来「たたり」と呼ばれてきたのは、神様がその威力をあらわすことだったの。「たたり」という言葉も「たつ」から来ていて、虹がたつっていう具合に「現れる」ことらしい。
そういうわけで、神様の出現は、色々な形があった。
そのなかでも顕著ななのは、なんといっても地震・噴火・豪雨・暴風・落雷・疫病といった災害や厄災。(注意:21世紀に入ってからの様々な厄災についての事ではありません。私は災害・厄災について神様の仕業と言っているわけではありません)
平安時代よりもっと昔の太古の時代から人知を超えたものにたいして「神様のおしるし」と考えられてきたってことについて話すわね!
たとえば平安時代の法制集「延喜式」巻8に収められた「延喜式祝詞」の1つでもある「龍田風神祭」の「祝詞」には、崇神天皇の時代に五穀をはじめ、天下の公民が作る農作物が「草の片葉に至るまで」生育しないという事態が続き、天皇が物知り人(知識人)に何の神の御心であるかを占わせた。
しかし、
占っても神様の名前が不明だった。
そこで天皇は国土のどの神様も忘れることなく祭ったのに、天下の公民を苦しめるのはいずこの神様ですか?と「誓ひ」(うけひ)をされたの。
そうしたら
「悪い風、荒い水の災いで作物を損なう我が名は天御柱命・国御柱命である」という夢のお告げがあったそうなの。
それでその夢で
「光沢のある布・柔らかい織物・荒い織物・光沢のある五色の織物の服・盾、矛、鞍をつけた馬など多くの幣帛(みてぐら)を揃え、朝陽の向かうところで、夕陽の光の当たるところの龍田の立野の小野に宮殿を定めて
祭るならば
五穀豊穣と幸いを与えるであろう」ってお告げになったんだって!
この祝詞で語られることは天皇みずからが「誓ひ」をして神様の名前を尋ねることなの。
どんなに物知り人(知識人)が尋ねても「名前」は明かされない。
神様ってキチンとお名前を奉ってお祭りする必要があるの。
そうしないと「たたり」として凶作にして日本中の人を飢え死にさせるからな!ってことですよね。
つまり、名前を明らかにして「宮殿」をたて、様々な贈り物をして「おもてなし」しないと「暴れてやるぞ!」っていう神様もいらっしゃる。
神様の悪口じゃないのよ!
このケースは
神様の「名前」が明らかじゃなかったから、崇神天皇が全国の八百万の神様を「お祭り」しているのに「これはどうしたことか?まだお祭りしていない神様がいらっしゃるに違いない」とお考えになった。
平たく言うと
「もしかしてリスト入りしてない神様がいるよね?忘れちゃったのかもしれない。そりゃ、一大事」ということだと思うの。
ね?
名前忘れただけで日本中を凶作にしちゃうんだよ!
我が名を忘れるとはけしからん!ジェノサイドも厭わじ!って事態も起きたってこと。
おぉぉ怖い!
神様がこれだけ「お名前」が大事なんだから、その「分け御霊」として神様と約束して生れてきた私たちだって「使命」果たすために名前を常にエネルギーとして書いたり言ったりして「消息」を明らかにしなくちゃならないのは、
仕事で言ったら「報告・連絡・相談」の「ホウレンソウ」を怠らないってことなの!
名前の大切さを知ることは超大事ですよね!
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お楽しみにね!
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