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見た目だけはクールな「昌平君」歴史上実在で、しかも波乱万丈

見た目だけクールな「昌平君」歴史上実在で、しかも波乱万丈 

昌平君(しょうへいくん、紀元前271年[1] - 紀元前223年)は、中国戦国時代の楚の公子。姓は羋、氏は熊。諱は啓。楚の考烈王と秦の昭襄王の娘のあいだの子。


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経歴


・紀元前271年、前年に春申君と共に人質として秦に入っていた楚の太子完(後の考烈王)と昭襄王の娘のあいだに生まれた。

・紀元前263年、春申君が太子完を楚に逃がすと、華陽夫人(秦の孝文王正室、楚の公女)に養育された。

・紀元前249年、荘襄王の代に出仕。

・紀元前246年、秦王政の時代に御史大夫となり呂不韋を補佐

・紀元前238年、嫪毐が背くと叔父の昌文君(公子顛)と共に鎮圧した。


今、アニメでもこのあたりで・・・・呂不韋を裏切るところ。
もっと知りたい方は下の:参考を見てね


本名は、羋熊啓  


昌文君が叔父というのは、李開元の『末代楚王史跡鉤沈』および『秦謎』からの説明。


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姓は 羋、氏は熊。諱は啓

羋 

は羊の鳴き声で日本語には無い漢字。「び」とか「みぃ」と読む。要するに羊の事なの。羊は神のために捧げられ、「祈り」をあげている状態。羊を捧げる行為は、自分自身の「身も心も捧げる」という意味であり。利己心を捨てて神に祈る人間の「善」なる行為である。「善」の破字は、羊と口がある。

熊 

が日本でいうところの苗字。熊という字には下に4つ点がある。これは「列火」と呼ばれ、霊獣・神獣であることを表している。昔から日本では山における動物の頂点には熊が君臨していた。その次が猪。漢字の足に、がつく「列火」のつく名前を持っている人は活躍する場が大変多いのはこのためである。

啓 

閉じたものをあける。未知のものを明らかにする。教えみちびく。軍隊の先鋒。申す。申し上げる、公文書、上申書、立春・立夏の時候。破字すると、「戸」は神棚の扉、「攵」は手、「口」が神様のお祈りに使う器のことなので、3つ合わせて「神棚に向かってお祈りする」様子を表す。

スゴ運の昌文君と血のつながりがあるので、「動物」、特に「熊」も「列火」が影響して、勇猛果敢でもある。

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性格

・すべての人の感情を理詰めで考える
・実は闘いも強いが、体を使うよりも思考をする方が好き
・クールに見えるが、最終的に感情で動くことを知っている
・負けず嫌いだが、そう見られたくない

長所

生まれが高貴なので、プライドが高い。現実的なことより、緻密な計算が得意で、軍略と政治分野の知識は驚くほど備えている。そう見えないが、実は勇猛果敢。上辺のことには囚われず、本質的に物事の行く先を捉えることが出来る。突き詰めて考えることが得意で、特に人の感情の動きを緻密に計算できる。

短所

高貴な身分に生まれたが、幼少期を人質として過ごしたため、屈折したプライドを持つ。どん底の人の心を読むため、嫌われやすい。そのプライドは、周囲への興味関心が薄いため、常に上から目線に思われる。「無口で非情な人」と誤解される。

適職

マニピュレーター、軍略家、編集者、ギャンブラー

自分の専門分野に関しては誰にも負けないと自負している。そのために、実在の経歴でも左遷もされている。官房長官タイプ。


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自分の能力の限界に挑む勇猛果敢さ、その点では「スゴ運」を持っている。人質時代に呂不韋に拾われて「英才教育」を受けることができたのも、スゴ運ゆえ、だが昌平君としては、ガチャ親感があったかもね?


参考:昌平君の経歴 Wikiから

紀元前237年、呂不韋が相国を罷免された後は嫪毐の反乱を鎮圧した功績を評され右丞相となった。

紀元前226年、楚の攻略に必要な兵数の議論を巡って王翦が将軍を罷免となった際、秦王政を諌めたため、その怒りを買って昌平君も丞相を罷免された。

また秦王政は紀元前230年に滅ぼした韓の旧都の新鄭(現在の河南省鄭州市新鄭市)で韓の旧臣による反乱が起きたため、鎮圧すると韓王安を処刑してこれを完全に滅ぼした[3]。

このために楚の旧都の郢陳[4](現在の河南省周口市淮陽区)の民が動揺したため、楚の公子でもある昌平君が当地へ送られ、楚の民を安撫するように命じられた[5]。

紀元前225年、李信と蒙恬率いる20万の秦軍が楚の首都の郢(寿春、現在の安徽省淮南市寿県)に向け侵攻。秦軍が寿春に迫ったとき昌平君がいる郢陳で反乱が起き、李信の軍がこれを討ちに向かったところを楚の将軍の項燕の奇襲により秦軍は壊滅的打撃を受けた[6]。

紀元前223年、異母兄弟[7]の楚王負芻が秦に捕らえられ、楚が滅亡すると項燕により淮南で楚王に立てられ、秦に背いたが、王翦・蒙武に敗れて戦死した。

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