『夏目友人帳』⑲極端な内向型「霧葉」の口癖が不快なのは?
先にお知らせ:
今日《11.11》1のゾロ目日から「無料プレゼント」公開しますね!
今回もモチロン、あなたと八百万の神様との約束をお伝えします。
スゴ運「名前物語」⇒ いますぐもらう
内向型「霧葉」の口癖が不快なのはなぜか?
今日は、「約束の樹」の中で、とくに気になったことをお伝えします。貴志も内向型ですが、霧葉の場合は、内向型に「恥ずかしがり屋」シャイという性格が重なっているの。
私はこのところ「内向型」を長所として捉えてきたのですが、そこに「人見知り」とか「恥ずかしがり屋」「極度なシャイ」が重なると・・・
外向型・内向型はタイプ分け。「人見知り」や「恥ずかしがり屋」は性格のほうです。
極論すると、ビル・ゲイツとかジョブスさんも、バフェットさんも「内向型」です。
けれども、シャイとか、人見知りではなさそう。
「霧葉」の場合は、幼いし、怖がりなのもわかりますが、推定年齢は100歳オーバーなんだから、「言葉使い」を学習していないの。
だから、会話の最初に「すみません」ばっかりつけて、最初は「そういうキャラ」なんだな、とわかっても50回も「すみません」を言われると不快になってくる。
子供キャラですし、私が狭量なのは確かですが、「そういえば済むと思ってる、自己保身」を感じるから不快なんですね。
「済みません」とは「あやまりますが、謝罪だけでは不十分だと思っています」ってことなの!
「えっ!そうなの!」というあなた。
使えるときも、モチロンあります。
たとえば、「すいません」や「すみません」は、謝罪のシーンだけでなく、お願いや感謝にも使われます。飲食店で料理の注文をするときには、手を挙げて「すいません」と呼びかけますし、エレベーターの扉を開いて待っていてくれる人に対し「すみません」と感謝した経験がある人も多いでしょう。
このときの「すいません」や「すみません」には、謝罪の意味はありません。しかし、「店員さんに時間を取らせて申し訳ない」「ドアを開ける手間を取らせて申し訳ない」という気持ちは含まれています。
「すみません」の元々の語源である「気持ちが済まない」という意味合いを考えると、感謝や呼びかけの際にも「すみません」を使うのは自然なことかもしれません。
けれども英語では、謝罪は「I’m sorry」、感謝は「Thank you」、依頼は「Excuse me」とはっきり分かれているわけ。
曖昧にするのが大好きな私たちの使う「日本語」ではそのぜーんぶを「すいません」や「すみません」で済ませることがよくあります。「すみません」の意味は明確でなく、多くの意味を持つ言葉として認識されてきているの。
「すみません」と言われた状況によって「謝罪」「感謝」「依頼」のどれに当たるのかを、受け手の「聞いた」側が判断しなきゃならない状態なんです。
「すみません」を謝罪として使う場合、「ごめんね」というような軽い謝罪であればそのまま使ってもOKでも、大人として謝罪する場合は、NGです。
その場の雰囲気などから、感謝や依頼だと間違われることはなくても、謝罪の程度が軽いものだと思われないように、もっと言葉を添える必要があり。こう考えると「すみません」よりもくだけた印象を与える「すいません」は謝罪で使うべきではないでしょう。
「すみません」は「すまない」の丁寧形、「すまない」は「終わりになる」という意味の「すむ」の否定形です。謝罪の表現としては比較的新しく、明治時代以降に使われるようになりました「謝罪をしても、それだけでは終わりや償いにはならないと思っています」ってことなの!
霧葉の場合は「悪気」なんてさらさらないにもかかわらず、接頭語として「すみません」を使うものだから良くないのよね!
口癖って本当に怖い。
たとえ、自分が話し出す最初の接頭語としてでも「一日に50回」も謝っていたら、最初に「そのことば」を聞くのは自分なの。霧葉は「謝罪」言葉を使って、自分の自信をますます喪失していってしまったのね。
レイコは多分50年後に、霧葉が誰かと出会って少しでも自信を持てるようにしたかったんじゃないだろうか。レイコはまさか孫の貴志が出てくるとは思ってもいなかっただろうが、ヒノエのような「姉御肌」の妖怪が霧葉の50年にキリをつけてくれるとも思っていただろう。
きりのはの「きり」:「切る」「斬る」「伐る」
は:「端」「破」「刃」
名前が戻ったのだから、謝罪言葉を「切り捨てて」たくましい森の樹木の守り神として成長して欲しいと願っています。
今日から3日間【無料プレゼント】
あなたの名前の秘密、知りたくありませんか?
スゴ運「名前物語⇒いますぐもらう
よろしければサポートいただけると嬉しいです!サポート代は写経用紙や御朱印に充てて、投稿を増やしていくことに使わせていただきます。プレゼント企画もしていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。