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美文字なのに自分の字がキライっていう「あるある」

自分の字がキライっていう女性、実はとっても多いの
そういう方に限って美文字だったりします。

厳しい家庭で育つと、教育熱心なご両親、特に母親から丁寧に書けとか綺麗に書けと言われてお手本通りに書いて美文字になっちゃう。 

お習字も習っていて段保有者だったりして、成績もよかった方の方が、自分の字が嫌いなんですという「あるある」

美文字になっちゃったあなたは本当の個性を出しきれていない、これは私じゃないって心が叫んでるから字が好きになれないの。

上手な字なのに嫌いだという不思議な現象。

自分の潜在意識が、ホントは違うって叫んでるから。そういう時は親のプレッシャーを押しのける個性を出しましょう!


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例えば恵美子さん、ならこのぐらいバランス崩してオッケーよ!

美文字さんはおおむね縦長の品の良い字が多い・・・ご家庭が上品なの。


でも、これにも表裏があって「世間体ばっかり気にしてる」両親に育てられたりして、両親のことが・・・・

内心「重たくてたまらない」っていうこともあり。

今日のサンプルは恵美子さんにしました。


バラバラに1字づつなら「恵」「美」「子」さん使えそうかな?

1. 「恵」の四角は右上がりに鋭角にして鋭さを出す。
イイ子の仮面を剥ぎ取り個性を出しますよという表明。下の心は必要以上に大きくつくる、その理由は「気持ちで負けない」ため。器としてのエネルギータンクを大きくします。


2.「美」この字はパワー文字なんです。美って何ものにも負けないから。この字も下半分の大を必要以上に大きくします。左側に突出した長い横線で行動力を表現。最終画の右ハライは途中で止めました。この最終画、絶対に垂れないようにしてね!過去に囚われちゃう感情線になってしまうから。


3.「子」、今は「子」が少ないと思いますが、私は最後まで粘るハネが作れる。懐の大きな「ろ」を作れるという2点で「子」もつけ足しました。


私が昭和の女だから「子」は高貴な感じがして好きなんです。自分の名前に「子」がないので余計に好きなのかも?無いものねだりでね。

ともかく、反抗的になる必要はないけれど、気持ちを強くして個性を出したいなら参考にしてね!


あまり強い気持ちが出ないように起筆ひねりは「極力」止めておきましょう。お習字習っていると、起筆ひねりいれないと「気合が入らない」「間が抜けて感じる」ということあると思います。


だけど、強すぎるというのも問題ありと考えます。ですから、ほどほどにするのは「人間関係」まで壊さないようにするためなの。

1か所だけ変えるだけで随分と気持ちが変わるはず。

書くことの強みは「気持ちがその気」になれること。

今日は自分の字が好きじゃない理由は、人からコントロールされているという「敗北感」があったりします。

字ってウソがつけないから美文字なのに「好きじゃない自分の字」っていうのは実は大問題だったりするよね?

品がいい美文字を書いちゃう自分が受け入れられない・・・

だってそれは「矯正」された自分だもん・・・


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