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ネクラなんですか?「多分そうね」、と答えます。(笑)

ネクラなんですか?「多分そうね」と答えます。


メルマガ読者さんに「バーバラさん、ネクラなんですか?」と聞かれたことがあって、「多分そうね」と答えたことがあります。

私が「どこかに行った」とか「友達とランチした」とか「飲み会に行った」ということが殆どないので、非社交的だとか、ネクラだと思われているんだと思います。

友達は長い付き合いの「世話好き」ばっかり。外出自粛になってからは「殆ど外に出ない。お稽古ぐらいしか外出せず、買い物はほとんど行きつけ。たまの外出も文具店「青柳堂」か「東急ハンズ」。映画も旅行もケッコウ単独、ソロ活動ではそこそこ動いています。(笑)


多分「普通に自粛してる」だけなんですが、性格は出ちゃうんでしょうね。子供のころから「すみっこ暮らし」が得意で、妄想が好きで、本を読むのが好き、学校嫌いで、ずる休みの常習犯で、ポジティブパワー全開の人と長時間いると疲れる。


性格テストとかでは「内向的」、心療内科のチェックでは「ウツ度危険地域」、HSPチェックでは「社交的繊細さん」HSS型(High Sensation Seeking)のHSPだとのこと。別名「刺激追求型HSP」とも分類されます。


だけど、生まれ持った気質というのはエニアグラムでは「変えられない」「変わらない」モノとされていますし、しかたないのよね!(笑)


受け入れればいいだけなんです。人から、どう思われるかよりも。


それに、独居の母の世話をしているので、時々はどうしようもなく凹んでますもんね!たしかにネクラとしか言えない・・・


NetflixやAmazonで映画を観たり、ドラマを見るのが結構好きというのは、知れ渡ってると思います。『キングダム』毎回「ここで終わるんか!」と正味20分ぐらいのアニメをガン見し、『トップガン・マーヴェリック』は2500円払って、映画館で観たのも含めると10回は観た!もとは取ったでしょう!


このところは韓ドラ「シュルプ」の5話を見て、口直しに『夏目友人帳』のシーズン2に戻る。(笑)昭和世代なので、ほのぼのした田舎の風景が好きですし、お祭りとか、縁日の夜店とかが「懐かしい」の。


この主人公の夏目貴志が、ネクラっぽくて好き。貴志は両親が早世して、幼いころから親戚をたらい回しで転々とする。人には見えない「妖怪」が見える特殊な能力があって、子供のころは「あそこに女の人がいる」とか言うので、見えない周りの人や、学校では「嘘つき」呼ばわりされて育つ。


子供ながらに壮絶な「信じてもらえない」経験を重ねて、処世術を身につけ、高校生の今は遠縁の「藤原夫妻」に引き取られ、淡々と暮らしている。夏目貴志の親戚を転々した子供時代に、子供のころ孤独だった人は特に共感すると思う。


貴志の場合は「人が見えないものが見える」能力が災いした。「大人の顔色」を伺いながら育たなければならない事情は、各々違えど、誰もが大なり小なり通過する。貴志のキャラクターは、ビクビクしてるか、すみっこで目立たないように緊張しているか、という生き延びるための学習と経験の繰り返しで固まってきたように思う。


ドラえもんの「のび太」のように、両親に愛され、おばあちゃんに甘え、というステレオタイプの「弱気」とはまったく違う。


のび太は「弱気」だけれど、友達もいるし、ドラえもんには甘え切ってワガママを言うし、しずかちゃんやスネ夫、ジャイアンなどの友人もいる。どちらかというと「外向型」。

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貴志の「見えないものが見える」能力は、祖母の夏目レイコから受け継いだ能力です。この誰も良く知らない、貴志の祖母、夏目レイコは「外向型」だったと思う。妖怪どもの所に、自分から出向いて行っては「征服」して「名前」を取り上げt来る。人間嫌いだったようだが、貴志の父親を産んで、若い時に死んだらしい。


貴志の父親の父親、つまり祖母レイコの連れ合いはシーズン1が終わっても、いまだに不明なの。人間嫌いだけど、妖怪たちに対しては「外交的」で「戦闘的」だった祖母と、貴志は正反対。


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夏目貴志は「内向型」で「意志は強いほう」なのね!一般的に「外向型」の方が、とっつきやすいし、友達になるのが得意だから、変に目立たない。私は、このアニメの魅力は「昭和」「懐かしい」「内向型」の主人公という所にあると思う。


多分ポジティブに疲れやすいのは、あなたのせいでもなんでもない。あなたも私も「外向型」ではない。たぶんきっと「内向型」だってことなだけだと思う。そして、それは日本的ってことでもあると思っている。


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