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『歴史研究』リニューアル刊行についてのお知らせ

1959年の刊行開始以来、長い歴史をもつ歴史研究誌『歴史研究』(歴史研究会)は合資会社歴研様から事業譲渡を受け、本年春より戎光祥出版株式会社が発行元となりました。

事業譲受後、徐々に誌面のリニューアルを進めて参りましたが、通巻694号(令和3年10月号)より大幅リニューアルをして刊行いたすことになりましたので、ここにご報告させていただきます。

まずは、本誌をご存知ない方に、本誌の概要をご紹介いたします。
『歴史研究』は月刊の歴史研究雑誌(年10冊刊行。1月と7月に刊行される号は合併号)で、年間購読料8,400円(税込み)で会員になることができます。会員になっていただくと本誌に投稿することができ、これまで在野研究者の皆さまの成果をお披露目いただく場として長らく親しまれてきました。

事業譲受後、大きくリニューアルしたのは次の3点です。
①現在、日本史分野で話題になっているホットなテーマについて、第一線で活躍されている研究者の方々に最新の研究成果や動向をまとめていただく「特集」コーナーの新設。
②「特集」の内容に連動した巻頭カラーグラフ(口絵)を掲載。
③研究者や歴史ライターの方々による各種連載の開始。
④会員以外の方の投稿が可能に。

すでに告知済みですが、大幅リニューアル後、最初の号となる第694号では、「特集」として「千葉一族の新研究」を組み、外山信司・金子徳彦・鈴木佐・石橋一展・山本昌幸各先生に書き下ろしでご執筆いただきました。また、わかりやすい新規連載として歴史ライターの遠藤明子氏による「南北朝動乱と古戦場」(全6回予定)が始まります。

また、第695号では平山優・柴裕之・深沢修平の3人の先生による「特集 戦国武田氏の新研究」の他、新名一仁先生による新連載「戦国島津氏一族と家臣団(仮)」を掲載予定となっています。

今後も魅力的な特集・新連載をご用意しておりますので、ご入会(定期購読)をご検討いただければ幸いです。
ご入会をご希望の方は、お電話またはメール(rekiken@ebisukosyo.co.jp)にてご連絡ください。

なお、リニューアル後も投稿誌としての性格は変わらず、どなたでも投稿できるようになりましたので、引き続き読者の皆さまからの論文・研究ノート・歴史エッセイ等の投稿をお待ちしております(編集部による査読あり)。

ちなみに、会員以外の方につきましても、興味のある号だけを個別に購入していただくことが可能です。
その際、書店様やAmazon等オンライン書店様でご注文いただくか、定価+送料にて小社から直接お送りすることも可能ですので、お気軽にご相談ください。
小社に直接ご注文いただく場合、お電話の他、小社HPからご注文いただくのが便利です。
既刊および次号につきましては、下記リンク先をご覧ください。

大幅リニューアルはいたしましたが、これで完成形というわけではありません。
皆さまのニーズに応えられるよう、日々試行錯誤をしながらより良いわかりやすい歴史雑誌になるよう努力して参ります。

今後の『歴史研究』の展開をどうかお楽しみに!!

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