センチメンタルゴールデンウィーク(1)
ゴールデンウィークは待ちに待った「晴れの国おかやま24時間・100キロ歩行」に参加。
わたしと中2息子はこの大会の親子参加の部で44キロ歩行にチャレンジ。
結末からいえば、33キロでリタイア。
完歩ならずでした。
でも、この大会の目的は「息子と二人の時間を過ごす」こと。
しっかりと果たすことができました。
7時間弱ふたりでしゃべりながら歩いたこと、今までにない体験。
正直、彼とふたりでなにかにチャレンジするなんてこの先の人生では無いかもしれない。
だから、他愛無い話も大切な話もたくさんしたかった。
序盤にしたしりとり、「コンドーム」って大きな声で言ったら怒られた。笑
勉強の話、仕事の話、パートナーの話、話題は尽きない。
こんなにふたりで話したのはいつぶりだろう。
このとき、君と見た環水平アークをずっとずっと忘れたくないな。
一緒に過ごしてくれてありがとう。
帰り道、「楽しかったよ」と言ってくれてありがとう。
(道中は部活の試合より辛かったらしいけど)
少しずつ、子どもたちの手が離れていることを実感する。
末っ子ちゃんも小学三年生、手を繋いで出かけるのもあと一、二年だろう。
真ん中くんはすでに、手を繋がなくなっている。
「オレより〇〇(妹)とつなぎなよ」
そう言われているうちに、繋ぐ機会がなくなってしまったことに気がついた。
みんなの小さな手はどんどん大きくなり、上の子はほぼ身長も同じに。
これからは抜かされるだけ。
さて、ここ15年はずっと子どもたちと繋いでいた手、もう一度オットと繋ごうかな。
ひさしぶりに繋いでくれるかな。笑
これから手が離れても、まだまだ目は離せない子どもたち。
この子たちの歩く未来が、少しでも明るくなるためにわたしたちができることはなんだろう。
そんなことをオットと話す機会が増えている。
恐ろしい食欲と食費に震えながら、頑張って働こうね、と励まし合う日々。
成長の喜びは、うれしさとちょっぴり寂しさが混在している。
そんなことを考えるセンチメンタルゴールデンウィーク。
(仕事もしなくちゃ...)
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