Creeper World 4 自分なりの感想

シナリオを全部クリアしたので感想。

内容については下記の方の記事が詳しい。

補足:

・地形変更ユニット(Terp)は3から出ている
・CreeperWorld(以下CW)3にもReactorというエネルギー生成ユニットはあった
 →CW4のMinerと違い、場所に制限はなかった(リソーステレインという概念が無かった)

リアクター→Minerについて

上記補足で述べた通り、リアクター(CW3)がリソースエリア限定のMiner(CW4)になたことで、下記の変化が生まれた

○次に得るべき目標地点が明確(駆け引き)

×リソースエリアに依存する攻略になる

CW3のリアクターは場所が許せば無限に設置出来るため、後半ほど楽になる

一方で、序盤エリアが狭いほど、打開が困難となる。

リアクターはMinerに比べれば(感覚的に打開レベルまで行くには)若干コストが重く、そのバランス取りが難解だった。

リアクター設置が早すぎればWeaponが間に合わないし、遅すぎればエネルギーが足りなくなる。

それを面白いとみるか苦しいとみるかは慣れや飲み込みの早さに依存すると思われる。

(残念ながら私はそこがしんどくて、ランダムミッションや追加マップをやる気が起きなかった)

Minerの欠点はリソースエリア以外には設置出来ない点。

そのためCW4は序盤でリソースを占拠すると記事にあるとおり消化試合度が増えてしまい、CW3のような後半になればなるほど強く早くクリア出来るといった要素が無い。

ちょっと簡単

今回、3に比べて楽だと思ったが、下記が考えられる。(記事も参考に。)

1.基礎ユニットの威力が高い(Cannon/Mortor/Spray)
2.Minerの効率が高い
3.ACが若干しぶとくなった

まず1だが、CW3は強引に攻めないと打開できないほど威力が弱く、それが利点(攻略の幅がある)であり欠点(安全策では永遠に打破できない)になっていた。

個人的にはCW3はちょっと難しすぎに感じており、シナリオも攻略を見ないとクリア出来ないステージもいくつかあった。時間制限も全体的にキツイ

一方でCW4の基礎ユニットはエネルギーが最低限あればかなり積層したCreepにも対応でき、少ないCannon+Mortorセットで十分押しとどめることが出来る。

強引な攻めも健在で、打破がよりやりやすくなったといえる。
ー:3Dになったことで空中で食らうようになった。
+:フローターを置けばかなり楽に岸を削ることが出来る。

CW3のような普通にやれば1000日手になりそうなバランスが悪いわけではなく、そこはもう好みだと言える。

ついでにボンバーも豆鉄砲から強力な武器になった。リアクターが使えない分エナジー効率はさらに悪くなったため、大量のボンバーは使えなくなった。

次に2のリアクター

リアクターの設置速度&生成効率に比べると、Minerの効率は高い。最初に3,4個建てるだけでも余裕のあるエナジー量を生むようになった。

さすがに3,4個だけで広域エリアを対処できるわけではない。押し上げて広範囲を守るには追加のMinerが必要だろう。

最後の3に書いた通り、ACは消えにくく、効果を残しやすくなった。

CW3のACはかなり多くのACを消費するし、ちょっとした量ではまさに焼け石に水だった。

しかし、CW4のACはある程度のCreeperに耐える。

Creeperを排除すれば一気にACが溜まるので、押し戻される心配も無くなる。

気になったところ

上記までは賛否両論別れると思われるため気にならないが、明確に気になったところを列挙する。

・Thorの扱いが面倒になった

一番高いレイヤーまで高度を上げないと補給できない。そのため2x2の超高い場所をTerpで作るという特にやりがいの無い制約がついた。

シナリオモードではユニットを破壊するオベリスクも出てくるため、知らない間に破壊されていたりでいまいち豪快さを感じられなかった。

・シナリオモードがあっさりになった

前節で述べたとおり、難易度が下がり一気にクリア出来てしまい、物足りなさを感じた。

水増しで良いので全ユニットを使ったマップをあと10個ほど入れても良かったのでは無いかと感じた。

巨大砲台も結局野良設置物使って終わりだったので、爽快感を得る暇が無かった。

シナリオの絶望的状況としては籠城マップと無限に雨が降ってくるマップくらいで、他は序盤間違えない限りはクリア余裕だった。

CW3で一番キツかったのはエミッターを生成してくるマザーシップ的存在で、今回それが無くなったのも大きいかもしれない。

むしろCW4のパワーでCW3のシナリオをフルでやってみたいと思った(一部は専用モードで過去作マップが遊べる。

まとめ

いろいろ言ったものの、今作も建築と攻略のRTSとして熱中できる素晴らしいゲームの一つだった。

マップ次第でストロングフォールドのような防衛籠城戦、タワーディフェンス、なんとか生き残るサバイバル、準備を整えて一掃する戦闘、ユニットを頻繁に動かして殲滅する戦闘…といった様々なゲームモードを擬似的に体験できるのがCWシリーズの面白い点だと思う。

CW3とどちらがいいか迷うが、初心者(あるいは🦐のようなヌルゲーマー)にはCW4から入るのをおすすめしたい。

慣れて物足りないと思ったらCW3をやると歯ごたえがあって良い。



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