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ここまでのあらすじ

遠くに住む祖父(じぃと呼んでいる方)は若い頃から何かを育てることが好きで、曽祖父母にヤギをねだったくらいの生粋ブリーダーでした。今でもチャボを卵から孵したり、蘭鋳を増やしたりとなにかと忙しそうです。
幼少期の私はそんな祖父の淡水エビ水槽に魅せられ育ちました。
そんなこんなもあってか……、と思ったんですが、じっくり考えたらそれはあんまり関係なさそうでした。
実は職場に小さなアクアリウムコーナーがあり、トイレに行くついでに眺めたり、または眺めるついでにトイレしたりしていたうちに欲求が高まり、高まり、高まりが頭打ちでした。
とまあ、意味がわからない言い訳なんですけど……、あ、本気でやりたいと思ったきっかけ、思い出しました。
いつだかTwitterでニーアシリーズの廃墟を水草水槽になさってる神が降臨。あの、オートマタメインフィールドの廃墟の大穴が素晴らしかったんです。脱帽するってああいうことをいうんですねえ。しかし頭打ちは頭打ち、うんともすんとも天元突破出来ませんでした。
しかし昨年の春、実家を出たのです。寝ていればごはんや風呂が沸くあのシステム、箱入り娘からの脱却です。
出た1年は揃えるものがとてつもなく多くて新しい趣味などを展開していく暇がありませんでしたが、ここ春から気持ちに余裕が出始め、あの気持ちを思い出しました。

そう、アクアリウムをやりたい気持ちです。

しかしモスモスという苔栽培も失敗し、幾度なく植物を生やしては枯らしていくシシ神でおなじみな私が育てきれるかここに来て不安になります。

僅か3ヶ月で枯れたモスモス

水槽のサイズにフィルター、水流やソイルに水草等、用意するものが多くて仮に用意しても、使うのは少しだけですので素材もたくさん余りそうでした。あんなに憧れたアクアリウムを目前にして膝をつくしかできないのか……と諦めかけましたが、どこかの雑貨屋さんで見かけた「育てる水草」を思い出します。キットであれば必要なものが必要な分だけあるので無駄がなくなります。検索してみると「育てる水草Lサイズ」でメダカとエビを飼育してる人がいるじゃないですか! 天才か!!と思い立ったが吉日、水槽台のかわりにサイドテーブルをアイリスオーヤマで購入。もちろん育てる水草Lと、あと完全屋内ですので「水作こもれびライト」も購入しました。私は心配性の他、あれこれおすすめされると購入してしまうチョロさも兼ね備えているため、「ついでにいかが?」に出たピンセットとトリミングハサミも買いました。(この日以降、WEB広告はアイリスオーヤマのサイドテーブルだらけになりました。Google先生にサイドテーブル収集家とでも思われているに違いありません)

育てたい欲求が膨大すぎてトリミングに気を配らなかった画像

そういうわけで私のエビ飼育の準備が始まったわけです。
全然あらすじじゃ済まない分量でした。
次は現在までのダイジェストを記録しておきます。

(キットを見つける前に作りたかったレイアウトもカバーで消化しておきます)

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