仕事が辛い人にみて欲しい

考え方 稲盛和夫著

僕が紹介するこの本の作者、稲盛和夫さんは鹿児島県出身の経営者です。彼は一代で皆さんご存じの京セラという会社を立ち上げた人です。僕がなぜこの本を紹介するかというと自分将来を考えるうえでとても参考になったからです。例えばこの本には稲盛さんが経営してきたからこそ分かる仕事においての大事な考え方について書いています。この本はそのような考え方が堅苦しく書かれているわけではなく名言風に書かれていてローランドが好きな自分にとってとてもよみやすかったです。
 
その中で自分が一番心に響いたのは

「一生懸命働くということは苦しいことです。その苦しいことを毎日続けていくには、自分の仕事を好きになろうと努めることが必要です。仕事の喜びを見出せる人が成功を収めることができるのです。」

という名言です。この文章が僕の心に響いたのは、決してもともと仕事が好きではない人に向けて言っている所です。自分は建築学科に属しているのですが建築が好きで入ったわけではありませんでした。しかし、そんな中で好きでもない製図をさせられたり模型を作らされたり、とどんどん建築を嫌いになっていました。そんな時に稲盛さんのこの言葉を知って好きになろうと努めていなかったのだと気づきました。それから少しずつですが建築の本などを読むようになり少しずつですがいままで見向きもしていなかった建築の面白さに気づくことができました。実際この本の作者の稲盛さんの会社は彼の専門ではありませんでした。それでもただひたすらに打ち込むことによってやりがいや楽しさを見つけたそうです。

 さいごに本書では、人生の結果について熱意×能力×考え方と言っています。熱意と能力はゼ0から100までですが、考え方は-100から100まであると言っています。つまり正しい考え方を持っていれば人生はプラスになるわけです。では正しい考え方とは何でしょう。それはこの本に書かれています。

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