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海老原いすみ
2015年8月22日 19:25
もう少ししたら、じきに人混みは減るだろう。そのあと花火を見に行こう。祭りに行くのも、海に行くのも、人がいなくなってからでいい。僕ひとりだけでなら、何もない夜空に花火を見れるし、閑散とした中でも祭囃子を聞くだろう。そして、海の中で現実に戻るのだ。
2015年8月22日 19:24
今日も理不尽が輪になって小さな命をつついて殺す。ねぇ、誰か気付いてよ。行き場のないSOSが宙を舞う 傷つきたくない、ああなりたくないいつの間にやら強い者の味方になった。理性は全体主義に押しつぶされて見て見ぬ振りできるようになったんだ。 伏し目がちに歩いてやり過ごせ。助けを呼ぶ声も気に留めず惨い場面も我関せず貫いてオレは知らない、絶対悪くない本当に強いのは誰?群れて
2015年8月9日 18:02
いくつもの声が朝に焼けていった何もない街 何かの形をした命彼が何をした? 彼女が何をした?君たちは変わらずに見てるだけ。 一粒の雨が頬を流れていく朝も夜も関係のない別世界お前は誰だ? こっちにくるな。眠れない夜をただ生きた。忘れたい。忘れたい。 忘れやしないたぎる命を。