【2020年版】Adobe XDのアップデートを動画で振り返る
この記事はAdobe XD アドベントカレンダー 2020の1日目の記事です。
(大幅に投稿が遅れてしまい申し訳ありません!)
2020年は世界的にも大きな変化があり、特にAdobe XDを扱うような業種では、リモートワークが一般化するなど皆さんの生活への影響もあったのではないでしょうか?
今回の記事では、僕が(ほぼ)毎月制作している「Adobe XD最新機能紹介動画」を観ながら、今年1年間のAdobe XDの変化を振り返ります。
今年1年間Adobe XDを使ってきたXDユーザーの方は、懐かしい気持ちになりながら読んで見てください!
まだ、Adobe XDを触ったことがなかったり最近使い始めた方にとっては新しい発見があるかもしれません。
それでは、1月から振り返っていきましょう!
2020年1月に登場した機能
2020年1月に登場した機能は以下の通りです。
・コンテンツに応じたレイアウト
・スター比率
・共有機能の強化
・XDプラグインAPIでドラッグ&ドロップ
特筆すべきは、やはり「コンテンツに応じたレイアウト」です。
XD上では「パディング」という項目に当たりますが、この機能の登場によってテキスト量が可変のレイアウトやボタンの手直しが容易になりました。
この後に登場する「スタック」機能と組み合わせると、さらに柔軟かつ変更に強いデザインが作成できます。
更に、「スター比率」の登場によって多角形ツールを使い星型を描けるようになりました!やったね☆
2020年2月に登場した機能
2020年2月に登場した機能は以下の通りです。
・macOS音声制御に対応
・ハート形
・グループ共有
・すべてのアートボードを公開
見た目的に地味なアップデートのため、動画作成は見送ってしまいました…。
2月のアップデートで特におさえておきたい機能は「ハート形」ではないでしょうか!
多角形ツールの角数に「<3」と入力することで、ハートを描けるという機能です。
Twitterでの投稿を行った段階では新機能として公式にアナウンスがされていなかったため「期間限定っぽい?」と言っていますが、全然期間限定ではなかったですね。
2020年3月に登場した機能
2020年3月に登場した機能は以下の通りです。
・オーディオ再生
・アンカーリンク
・コンテンツに応じたエリア内テキストのサイズ変更のショートカット
・共有機能の強化
・タップトリガーでの複数のアクション
3月のアップデートはかなりの大型アップデートでしたね!
特筆すべきはやはり、「オーディオ再生」ですよね。
XDに「.mp3」または「.wav」形式のオーディオを読み込ませてプロトタイプ時に扱えるようになりました。
さらに「アンカーリンク」が登場したのも3月でした。
その他の細かいアップデートも便利な機能が多いので、是非以下の記事を参考にしてみてくださいね!3月のアップデートについて一番まとまっている記事です(僕が書きました)
2020年4月に登場した機能
3月が大きなアップデートだったので、4月のアップデートは細いバグ修正などに留まりました。
2020年5月に登場した機能
2020年5月に登場した機能は以下の通りです。
・オフラインに対応した共同編集
・共有リンクのズームコントロール
今回も見た目的に地味なアップデートのため、動画作成は見送りました。
Adobeブログも歴代で1番短かったのではないでしょうか!
2020年6月に登場した機能
2020年6月に登場した機能は以下の通りです。
・デザイントークン
・スクロールグループ
・共有リンクの強化
・スタック
・イタリア語とロシア語に対応
6月は「スタック」が登場した衝撃的なアップデートの月でした!
スタックとは、オブジェクト同士の間隔を維持してくたり、オブジェクトの並び替えを良い感じにできる機能です。
スタックについて詳しく知りたいという方は以下の記事がオススメです!
また、6月にはAdobe製品全てのアイコンが刷新されたAdobe自体に大型アップデートが入った月でしたね!
2020年7月に登場した機能
2020年7月に登場した機能は以下の通りです。
・「ラーニング」タブ
・クラウドドキュメントのフォルダー
・ソーシャルメディア用のアートボードのプリセット
「ラーニング」タブから飛べる動画はYoutubeに公開されているものの、何故か「限定公開」に設定されている(検索では出てこず、直接リンクをクリックした時のみ観れる)ので一通り目を通しておくとお買い得な気持ちになれます。
2020年8月に登場した機能
2020年8月に登場した機能は以下の通りです。
・複数のフロー
・新しいキーボードショートカット(デザインモード、プロトタイプモード、共有モード)
・メインコンポーネント
8月の目玉機能は「複数のフロー」でした。
「複数のフロー(マルチフロー)」という言葉でピンと来ないという方は以下の記事がオススメです。使い方、どういう場面で便利なのかなど丁寧に紹介されています。
2020年9月に登場した機能
2020年9月に登場した機能は以下の通りです。
・プロトタイプワイヤーの表示・非表示
登場した新機能が1つだけだと流石に間が保たないので、動画作成は見送りました。
プロトタイプモードでキーボードのAltキー(Windows)またはOptionキー(macOS)を押すと、すべての青いプロトタイプワイヤーの表示・非表示を切り替えられるようになりました。
2020年10月に登場した機能
2020年10月に登場した機能は以下の通りです。
・3D変形
・共同編集
・高さを自動調整
・コンポーネントのネスト
・デザインスペックのコンポーネントのステート
・強化されたCreative Cloudライブラリの統合
この月はAdobe MAXが開催された月でした。
Adobe MAXでは各ツールに大型アップデートが発表されるので、XDの新機能にも特に注目が集まっていました。
僕も、スタックのような自動レイアウト機能がさらに強化されるのではないか?アニメーションのプロトタイプが強化されるのではないか?など予想していましたが、登場したのはまさかの「3D変形」!
10月のアップデートについてさらに詳しく知りたい方には以下の記事がオススメです。
2020年11月に登場した機能
2020年11月に登場した機能は以下の通りです。
・共有されたフローの確認
共有モードでフローの横にあるアイコンをクリックすると、公開されたリンクの最新版をクリップボードにコピーできる機能です。
大型アップデートの次の月のアップデートは軽微なものになるという法則に漏れず、機能改善レベルのアップデートとなりました。
2020年12月に登場した機能
(準備中)
まとめ
XDのアップデートについて一気に振り返りました。
皆さんにとって印象に残った、一番活用している機能はどの機能でしょうか?
個人的には、「コンテンツに応じたレイアウト」と「スタック」の登場が嬉しかったです。余白の統一などの作業の工数が削減され、本質的なデザインに時間を裂けるようになったと思います。
来年のアップデートでは、プロトタイプのアニメーションが更に扱いやすくなってくれること(キーフレーム打ちたい)とカラマネを期待しています!
来年もXDに関しての情報をどんどん発信していきますので、Twitterやnoteのフォローをお願いします!(あと、Adobe MAXで登壇させてください🍤)