貧乏エンジニアのお小遣い稼ぎ【アダルトサイト化編】
35万でガラケー用フリーメールサイト売れました(/・ω・)/
契約書の内容はだいたいこんな感じ
えび←コピペで類似サイトを販売しないこと!
相手←利用者相手にスパムしないこと。アンダーグラウンドサイト化しないこと!
相手さんは
自称スーパーエンジニアのフリーランス
どうやら元大手SIerに勤務していたがフリーになった人らしい。
(サイトを購入して運用する事で稼ぐのが彼のお仕事のスタンス)
また、相手方の希望により毎月5,000円で保守契約を結ぶことになった。
1.追加注文
50万のところ、35万まで値下げされたのだが、
「安くなった分は追加注文時に支払いますよー」
って言ってくれたのだけど
ホントに追加注文が来た。
自分がサイトを作った時、利用者数を増やす為に「登録しやすい画面」を意識してシンプルにこんな感じの登録画面にしてた。
それを、こんな感じに変更して欲しいという注文
ついでに登録者同士で交流できる簡易SNSみたいな機能も付けてくれとのこと。
なんでこんな拡張するの?って聞いたら
最近MIXIにハマってて自分でもSNSを運用したくなったからだそうだ。
へぇーー
最初は、「フリーメール&SNSってアホか?」って思ったけど
見知らぬ人同士が携帯アドレスを交換することになったとしても、フリーアドレスをみんな持っているから気軽にメール交換できるし、意外と理にかなっているのかなぁーー って思った(*‘∀‘)
「値下げした分(15万)より少し多めに出しますよ」
と言って16万で発注してきた
(ホントに少しの増額だなwwww)
まぁ、数時間で可能な改修だったので十分高いけどね(*´▽`*)
2.増え続けるユーザ数と広告掲載
このSNS機能がやたら人気だったらしく、利用者数はイッキに跳ね上がり、4万ユーザくらいになった。
また、このフリーメールサイト、広告挿入機能を付けていたのだが利用者を増やすことを優先として販売時に広告はいれていなかった。
今の運営者も同じく広告をいれていなかったのだが
利用者数も爆増しているのでそろそろ広告を入れるということ。
そこでまた、追加注文が来た。
広告掲載箇所はこんな感じだったのだが
こんな感じで2か所にしてくれとのこと
増やしゃイイってもんじゃないのだけど、
というか、ヘッダー部分に広告が入っちゃうと「メール」としての役割が薄れてくる気がすると伝えたのだが
表示数こそが正義!!
あと、メールの文中にも入れてくれ!!!
みたいな事を言われたが
さすがにそれはあきらめてもらった。
(技術的にも難しいしね…)
で、広告主っていうのがアダルトサイトwww
実際にメールを送るとこんな感じになる。
ヤバいwww
そして、広告掲載開始時期から、自分の携帯に
「超エロいご近所人妻とヤリ放題」
ってスパムメールが1日数十通、ガンガン届くw
(ガラケーフリーメールサイトにテスト用に登録していた自分のアドレスがそのままだった…)
スパムメールの犯人、サイト買ったヤツじゃんかコレw
3.クレーム合戦
契約書に書いた事を守っていないのでクレームを入れた。(というか、スパムを止めて欲しい)
そしたら
相手「エロメールスパム??さぁ。。。 知りませんね?
変なサイトにでも登録したんじゃないんですか?」
むっちゃしらを切られたw
変なサイトはお前のサイトだよ!!ww
さらに相手からも反論があった
相手「あのですね、、、貴方のサイト、広告載せても効果が薄いってクライアントからクレームがあったんですけど!!」
いや、、、知らんがなww
4.地に落ちていくサイト
サイトを売った直後は
「ガラケー用のフリーメールサイトがあるみたい」
「マジ?そういうの欲しかった!すごく便利そう!」
っていうような口コミが某掲示板に結構あったんですよね。
なかなか評判は良かった(*´з`)
それが
「あの携帯用フリーメールサイト登録したが最後、アダルトメールが山のように届く。絶対に登録するな」
こんな口コミが増えてきた。
(アダルトメール届く?知ってますよー。今それを経験してるからwww)
しかもフリーメル利用登録画面と
メール広告機能がこんな感じになってた。
【登録画面】
【メール広告】
いや、、、 アホか??
こんなサイトだれも使わんぞ。
エロい広告に挟まれた画面でフリーメル利用の新規登録するか??あと、メール送ったら本文よりもエロ広告の方が文字量多くないか?
クソなサイトに成り下がってしまった。。。
でも不思議と利用者離れはない。
なんで会員数減らないんだろ???
自分はこのサイトの保守契約を結んでいたので、サイトの利用状況はちょくちょくチェックしていたのだが、これだけアホな事をして会員数が減らないのが不思議でならなかった。
だが、その理由が分かった!!
退会ページが消されてるwwww
ダメすぎるコイツ…
もう保守したくねぇーー
と思っていた矢先
「サイトを売る事にしました」
と連絡が来た。
5.再販先との交渉
どうやら再販先からの依頼で2か月の間、自分(えび)がサイトの保守するという条件を付けていたようだ。
で、その対応が可能かどうかという確認の電話。
保守はタダではないとの事なので相手先と保守費用の交渉をしてくれと言われた。
ただし、35万で売った事だけは絶対伏せて欲しい。他は何を言ってもいいとのこと。
相手先と連絡を取ると個人事業主とかではなく、普通の株式会社さんだった。
株式会社さん「保守費用は出せても月20万が限度です。」との事。
保守でそんなにもらえるなら問題ないのでOKだと即答した。
ただ、相手がやたらと不安がっている。
理由を聞くと。
株式会社さん「いやぁ、、、携帯用のメールサイトの保守ってそれなりの技術力が必要ですよね。えびさん、保守ホントにできます?中の作りとかの質問とかする事も考えられるのですが…」
って言われた。
えび「いや、、、自分が作者なんでそこは問題ないですけど」
株式会社さん「え!?」
えび「ん!?」
相手の反応がおかしかったので確認すると
どうやら、今運用している人(アダルト広告貼りまくった人)が作者だと思っていたようだ。
で、その自称作者さんが
「作者である俺がメインで保守すっからよ!月50万な! ただ携帯フリーメールサイトって保守がホント大変なのよねーー だから助手にえびってやつ付ける。こいつの費用は半額でもいいよ」
って豪語してたらしい。
株式会社さん「ちょっと問い詰めてくる」
なかなか連絡がこなかったので株式会社さんに「どうなりましたか?」ってメールしたら
35万で買ったサイトを〇〇〇万で転売しようとしたあげく、作者が自分だと嘘をつくようなやつとは交渉するつもりはない。
本件、えびさんを巻き込んでしまい、ご迷惑をおかけしました。
との事。
まぁ、そーなるわなwww
※クライアント企業、開発した会社等が特定できないよう記事にはフェイクが入っております
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