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海の昆虫、陸のヱビ。

海の昆虫、陸のヱビ。

とある闇のルートから「コオロギせんべい」なるものを頂いた。
今、注目の昆虫食。

面白かったから、食べた時の感想を残しておこうと思います。
今日は昆虫の話をするので苦手な方は要注意。

見た目は普通のせんべいなんだけど、
パッケージに書かれた「コオロギ」という四文字の主張が過ぎる。
そして、その横にはリアルコオロギなイラスト。おおぅ…。

このイラストをあの世界的に有名なコオロギ「ジミニ―・クリケット」にしたらもっとポップ。
でも、食べるの躊躇するね。
大人の事情で使用許可も必要でしょう。

そんなことを考えつつ、恐る恐るパクリ。

ん?

んんん?

んんんんん!?


ヱビ!!

これはコオロギじゃない。ヱビ!!


調べたところ、コオロギとヱビは生物学的にも非常に近しい関係らしく。
一部では「ヱビは海の昆虫。コオロギは陸のヱビ。」なんて呼ばれているとか。
分かる気がする。
そんなわけで、甲殻アレルギーの人は要注意。

コオロギを勧める理由は3つ。
①飼育が簡単
家畜と比べ必要となる水や餌の量が少ない。簡単に育てられる。体、小さいしね。

②成長が早い
コオロギが成虫になるまでは約35日。効率よく生産できるらしい。効率性重視なのか。

③雑食
コオロギは雑食。残った食品などを与え、食品廃棄の問題にも貢献しようという話。

…そうなんだ。
言ってることは分かるよ、でも生まれたままの姿で提供されたら私は無理かな。ごめん、クリケット。

こんなこと言ってるけど、母親曰く私は小さいころイナゴの佃煮が好きだったらしい。
たぶん甘辛い味と食感が気に入っていただけで、実態は分かって無かったんだな…。幼き日の思い出。

昔、仕事でご一緒した方が「ダンゴムシは炒めるとヱビみたいに香ばしい匂いがするんですよぉ!」と興奮気味にお話しておりました。
ダンゴムシは甲殻類。つまりヱビの仲間。

なぜ、炒めたのか。その後どうしたのか。

今日は虫嫌いの方には非常に衝撃的な内容となってしまいましたね。
どこかで見かけたらコオロギせんべい食してみてください。

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