20200219_ケツカッチンだよ_マイマザー_

ケツカッチンだよ、マイマザー。

ケツカッチンだよ、マイマザー。

私の母はせっかちです。初登場!私の母。

母は行列に並んだり、ショッピングモールなどでダラダラ買い物をしたりすることがあまり好きではありません。
なので話題のお店に行こうと誘っても「並ぶからイヤ。」と答えます。でも自分が行きたいときは並ぶんだよ。笑

私はショッピングモールに行くと、いろんなお店をアテもなくフラフラしたいタイプ。でも母は目的のお店へ一直線。買い物を済ませると「よし、帰ろう!」とすぐに退散。せっかく来たのになぁ…ってなる。
性格も考え方もほぼ正反対です。

実家にいた時はその日の出来事を毎日、母に話すのが日課でした。小さい頃からずっと。
先生に怒られたこと、褒められたこと。友達とケンカしたこと、仲直りできたこと。
悔しかったこと、嬉しかったこと。楽しかったこと、悲しかったこと。

大人になってもそれは変わりません。
社会人になったら職場の悩みや愚痴を延々と聞いてもらいました。当時の私は母に話すことで気持ちを整理し、ストレスを発散していたのでしょう。

私とは考え方が正反対なので、私の悩みに対しても「なーんだ。そんなことでクヨクヨ悩んで。たいしたことじゃないよ。」の一言。

私は人の気持ちを良くも悪くも何となく察してしまう性質らしい。
なので母だけでなく、周囲の人にも「人間関係に対してもっと気楽に!」「いろんなことを難しく考えすぎ!」と言われてきました。

私にとって母が発する言葉や考えは斬新であり、時に受け入れがたいことも。でも有難いと思って聞いています。そんな母は実家で元気に暮らしています。

実家で一緒に暮らしている祖父母がかなり高齢で、少々頑固になってきたせいか、最近の母はちょっとだけストレスが溜まっているようです。

今は私が母の嬉しかったことや悲しかったこと、辛かったことや大変だったこと、楽しかったことや面白かったことを聞く立場になりました。
ケンカもするけど、昔から不思議と居心地の良い関係です。

孫と遊ぶのが楽しみの母。カラオケが大好きな母。いくつになっても娘を心配しちゃう母。
最近、度肝を抜かれたエピソードは「この間、ゲイバーに行って来たのよぉ~。」と興奮気味に話してたことです。笑

とっても楽しかったらしく、いつか私のことも連れていくつもりらしい。えぇぇぇぇぇ…。
でも、話の冒頭で母の口から「そこのママが堺正章に似ている」というパワーワードが飛び出し、そのあとの話が全く入ってきませんでした。笑

いやいや…元気すぎでしょうよ、母さん。引き続き自分らしく人生楽しんでちょうだいな。

追伸:電話の時に一通り自分の話が終わったら電話切っちゃうのなんとかならないかな。笑

「あ、そうだ!あのさ…」と電話口に話しかけたら既に「プープープー。」って音だけが響いてるの笑。切れてるやん!!

俺の、俺の、俺の話を聞けぇぇぇぇぇぇ~、5秒だけでもいいぃぃぃぃ~。

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